cowon J3 を使う …… 音質チェック編(2)
昨日の続き。
wav じゃなくて flac ならば、多少はファイルが小さくなる。
と言ってもやっぱりアルバム1枚400MB位にはなってしまう。
16GBのmicroSDHC には40枚くらいしか収まらない。
やはり、たくさん放り込もうと思ったら、mp3 とかに圧縮するしかないのかもしれん。
しかし、PCオーディオ用のファイルをそのままほいほいとコピーして使えるのが便利!って思って cowon にしたのに、いちいち mp3 に変換しなきゃならないのは、本来の目的を完全に見失ってしまっている。
うーむ……。
そこで、とりあえず、wav と mp3 でどれくらい音が違うものなのか、まずは聴き比べてみることにした。
リファレンス・ソースには、Perfume の『GAME』 を選択。
これはオーディオのリファレンス・ソースとしてはかなり不適切なチョイスだとは思うけれども、ついでに息子の iPod touch とも音質比べをしようと思ったので、そっちにも既に入っているソースということで選んだ。
まずは J3 に『GAME』を wav と mp3 の両方でぶち込み聴き比べ。
うーん、ほとんど、っちゅうか、全然違いがわからん(笑)。
やっぱり Perfume みたいなのは、何で聴いてもおんなじか。
続いて息子の iPod で聴く。
…………。
やっぱり同じ(笑)。
ちなみに、公平を期すために、もちろんイヤホンは同じもので比べている。
SONY の MDR-EX500SL をもともと持っていたので、cowon の付属イヤホンは開封もしていない。
やはり Perfume で聞き比べるのは不適切であったに違いない。
次はジャンルを変えて、上原ひろみ『Beyond Standard』で wav と mp3 を比べることに。
これは多少違いがわかる。
神経を集中してじっくり聴いていると、やはり wav の方が太く柔らかい印象。
ベースの太さなどに違いが出る。
が、これも、よほど静かな環境で集中して聴かないと判別できない程度の違いでしかない。
出先で、とか、歩きながら、とか、電車の中で、とか、J3 を使う環境を考慮すれば、無視していい。
もっとアコースティックなサウンドとかでも比べるべきだったかもしれないけれども、もうこの時点で、結論が出た。
結局、DAPにハイファイは求めていないのだ。
いい音で聴きたかったら、部屋で、HD650 やスタックスで聴くんである。
cowon は mp3 で十分だ。
確かにいちいち変換するのは面倒だけど、wav でアルバムごとぽんぽん放り込むのはどう考えても容量的に無理がある。
かと言って曲単位で選んで入れるのももっと面倒くさい。
ならば、もういっそ暇に任せて少しずつお気に入りのアルバムを mp3 に変換し、16GB分のフェイバリット集を作っていけばいいじゃないか。
それもまた楽しい作業じゃないか。
最終的な構想としては、PCのハードディスク内に、16GBまたは32GB分の音源集を2~3個、テーマ別に作り、それをそっくりそのまま microSDHC にコピーする。
そうすれば、いずれかがいずれかのバックアップにもなる。
飽きてきたり、新しいものと入れ替えたりしたくなったら、PCの方で作り替えていって、microSD にコピーしなおせばいい。
一時的に持ち歩きたい音源は、J3 の内蔵メモリにいったん入れてもいいだろう。
よし。
これでいく。
そう決めたら、音源集作りが楽しく思えてきた。
ちなみに、ここまでの音質チェックは、cowon ユーザー自慢のイコライザ機能、JetEffect 未使用の状態で行なっている。
ちらっと覗いてみたところ、あまりに複雑そうなので、後回しにした。
次はこの JetEffect をいぢってみます。
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