cowon J3 を買う
通勤時間5分で外回りがあるわけでもなく、電車に乗ることもほとんどない。
家でも職場でも常に目の前にPCがある。
家には2セットのオーディオがあり、勤務中は音楽を聞きながら働けるような仕事ではない。
従って、そもそもDAP、いわゆるデジタル・オーディオ・プレイヤーなぞは必要ない。
iPad も iPhone も iPod も、日常なーんにも必要ない。
15年くらい前まではマックユーザーだったんだけれども、最後にPower Mac(!)を手放して以来、考えてみれば Apple製品は何も買ったことがない。
周りがこれだけ Apple だらけになっていて、高校生でも普通に iPhone 持ってるところまでくると、へそ曲がりとしては、もうこのまま Apple とは無縁で行ってみようという気になってきた。
スティーブ・ジョブズは嫌いじゃないんだけど。
息子は iPod touch でアプリやら動画やらダウンロードしまくってるけど。
それで、必要は全くないんだけど、買うならこれだろうと前から気になっていた cowon のDAPが、自分の中でアンチ Apple(という主義では全然ないんだけど)のシンボルのように思えてきた。
おれ? iPod じゃなくて cowon なんだよねー、的な。
そしてついついうっかり買ってしまった。
cowon J3 。
今年は旅行や出張が多そうだしな……。
あれば重宝するよな……。
そう自分に言い聞かせた。
発売が2010年の5月なので、もうすぐ2年になる。
型落ち寸前と言ってよかろう。
その分もうかなり値崩れしている。
cowon 信奉者の一部からは「神機」とすら言われたらしいこの J3。
最大の利点は、microSDスロットを搭載しているところ。
そして、wav や flac をそのまま読み込めるところ。
つまり、PCオーディオでストックしいるデータを、ドラッグ&ドロップでそのままホイホイと microSD にコピーしてスロットに突っ込めば、いつでも持ち出しが自由自在。
拡張も無限。
下手にモデルチェンジされても困るから、今は逆に買い時ではないかと判断(と言うか自分に対して言い訳)した。
どうせmicorSD でどんどん継ぎ足していくんだから、内蔵メモリは大きいのは必要ないと判断し、最も小さい4GBのモデルを購入。
やはりみんな同じ事を考えるのか、4GBのモデルは在庫も尽き気味のようで、ネットで探して扱ってるところを1軒だけ見つけた。
16GBの microSDHC 付属で14,800円というセット。
近所には扱っている店もなく、届くまで実物を見たことがなかったんだけれども、噂に違わずルックスはなかなかよい。
薄い。軽い。
初めてDAPを所有したおっさんとしては、こんなもので大丈夫なのかと思うくらい軽い。
さて、使い勝手はどうなのか。
ネットでは iPod をはるかに凌駕すると言われる音質は、実際のところどうなのか。
ちょっと使ってみてレポートします。
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