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2012年2月25日 (土)

『テクノマジック歌謡曲』を聴く

前に聴いた『イエローマジック歌謡曲』 の姉妹編、『テクノマジック歌謡曲』
こちらは、YMOが関わっていないテクノ歌謡のコンピレーション。

テクノマジック歌謡曲

見事に知らない曲がずらりと並んでいるのでちょっと躊躇したんだけど、disc 2 に堀ちえみの「Wa ショイ!」が収録されているのに気がついて、やはりこれは聴かねばなるまいということでレンタル。
クレジットを見ると85年だから、当時自分は高3。
堀ちえみには何の興味もなかったんだけども、白井良明の手によるこの曲をラジオで聴いて(確か坂本龍一のサウンドストリートではなかったかと思う)いたく気に入り、シングルを買い求めたのだった。
今も実家にはドーナツ盤が眠っているはず。
もう80年代も中盤だから、サンプラーなんかも使ってるし、テクノ歌謡と言うにはぎりぎりのような気もするけど。
同時期の森尾由美にもテクノ風の好きな曲があったんだけど、それは収録されていない。
なんて曲だったか思い出せない。

それにしても、やはり恐るべきは田中雄二の解説。
へえーの連続。
これ読むだけでも買う価値あるかも。

試しに disc 1 の1曲目、アパッチ「宇宙人ワナワナ」の解説を以下に引用してみましょう。

“矢澤泰代、阿部美和子、大田三知子で結成されたキャンディーズ・フォロアーの3人組で、「恋のブロックサイン」でデビュー。太田裕美で知られる白川隆三プロデュースで、矢野顕子、喜納昌吉作品で大胆なエレクトロニクス導入を手がけた矢野誠が編曲している。当時、矢野はジョルジオ・モロダーの翻案的ユニット、マコト・ハイランド・バンドをCBSソニーからデビューさせており、本作はいわばその副産物。神谷重徳をMC-8のプログラマーに迎えたサウンドは、同メンバーによる近田春夫「ああ、レディ・ハリケーン」同様のテクノポップ歌謡の真骨頂に。インベーダー・ゲームの効果音をシンセで再現し、ベースラインを組み込んだ編曲の仕上がりは見事。本物のテレビゲームの音を使う計画もあったと聞くYMO「コンピューター・ゲーム」や、細野が手掛けた同路線の3人組、スターボーよりも、突き抜け方ではこちらのほうに軍配があがる感じか。”

2枚組で37曲、全曲にこれくらいのボリュームの、日本のテクノの裏トリビア満載の解説がついてます。

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