Nik Kershaw 『The Works』を聴く
先週買った1枚105円のジャンクCDの1枚。
現在廃盤。
アマゾンでは中古でも3500円の値が付いている。
帯なしだけど、盤もケースも歌詞カードもピカピカの掘り出し物。国内盤。
地味になって売れなくなった後のニック・カーショウ、89年の作。
LA録音、ドラムはヴィニー・カリウタ。ラストの1曲はジェフ・ポーカロ!
もちろんポップ・ソングであるからして、派手に叩きまくってるわけではないけれども、決して無駄遣いでもない。
結果的にはこのタイトなリズムがアルバム全体をワンランク上の仕上がりにしている。
スネアのタイム感とヌケの良さが爽快。
随所でシンバルワークにもニンマリさせられる。
全体としては、後期のスクイーズを思い出すような、地味だけれども品のよい職人芸的ポップ。
好感の持てる佳作だ。
こういう拾い物があるからジャンク漁りはやめられません。
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