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2012年1月28日 (土)

Julie London『All Through The Night』を聴く

昔、独身の頃は暇だったので、特に用がなくてもオーディオの師匠のところへちょくちょく遊びに行っていた。
行くと師匠はまずコーヒーを出してくれて、それから何がしかレコードをかけてくれるのだけれども、やはりオーディオの人にとってのレコードは、何よりも録音のよい盤でないと意味が無いので、出てくるレコードは優秀録音盤ばかりだ。
それを師匠んところの必殺オーディオで聴かせてもらえるので、それが楽しみで通っていた。

そうやって師匠んところで知って自分でも買い求めたレコードがいくつもあるのだけれども、買おう買おうと思いながらそのまま忘れてしまっているものもたくさんあって、このジュリー・ロンドンの『All Through The Night』もそうした1枚だった。
それをふと思いだしたので、何枚かネットで注文するついでに、この度、おそらく十年越しくらいだと思うのだけれども、買ってみた。
最近ジャズの名盤、やたらと安いし。

いやあ、こりゃあ最高だ。
自室のセカンド・オーディオセットで聴いても、ジュリー・ロンドンが鼻先で歌ってくれる。
こういうソースに出会うと、どんどんオーディオの泥沼に入っていくんだよな。
音楽がどうこういう以前に、まず「音」そのものがもう気持ちいい。

アルバム最後の「You'd Be So Nice To Come Home To」を聴いて思い出したけど、JUJUがジャズのスタンダードを歌った最新アルバムもかなりよさそうで、買おうかどうか迷っている。
でも、結局、なんちゅうか、比べるのも変なんだけれども、このジュリー・ロンドンの生々しいボーカルには勝てないよなあと思う。
それはJUJUの力量と言うよりは、やっぱりこういう録音がもうできないからだ。

オーディオはこの時代でストップしてもよかったのに。

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コメント

ohh,,,Julie Londonは、それはもう昔から昔から大好きで大好きな歌手でした。簡単には言えないですが、一番好きかなぁ、と思います。

投稿: pat | 2012年1月30日 (月) 00時27分

おお、そうですか。めちゃ上手い、って言うよりは雰囲気の人だよね、たぶん。でもこの雰囲気が、出そうで絶対に出ないんだと思う。
他にお薦めのアルバムは何?

投稿: riki | 2012年1月31日 (火) 00時03分

「Julie Is Her Name Vol.1&2」「Around Midnight」でしょうか。前者は小さい編成でバーニー・ケッセルのギターが柔らか冴えて、後者は静かにゴージャス、、と言いますか♪

投稿: | 2012年2月12日 (日) 00時29分

ありがとう。試してみます。
この「All Through The Night」のバド・シャンクのクインテットもいいよねー。ジョー・パス、いい仕事するなー。

投稿: riki | 2012年2月12日 (日) 02時38分

バド・シャンクという方、ここ数年で知ったのですが、控えめで洒落た優しい音を出す方だなあと、、、すごく好きです。そんなに詳しくないのですが。

投稿: pat | 2012年2月15日 (水) 22時40分

いや、おれもこのアルバムでしか知らないの(笑)。でも、この時代のジャズの録音はほんと気持ちいいよねー。

投稿: riki | 2012年2月15日 (水) 23時36分

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