Bill Jones『Two Year Winter』を聴く
行きつけの居酒屋のTくんに借りてきたBill Jones『Two Year Winter』 を聴く。
男みたいな名前だけど、英国フォークの女性シンガー。
ケルト風味のブリティッシュ・トラッドと言えばいいか、ブリティッシュ・トラッドの体裁のケルト音楽って言うべきか。
この分野の知識がほとんどないので、こういうとてもよい盤を紹介してもらえるのはたいへんありがたい。
だいたいヨーロッパのエスニシティというのは日本人には馴染みにくいっちゅうか、とっつきにくいと思うんだけれども、ケルトだけは例外で、愛好家も多いと思う。
いや、ケルトはヨーロッパって言わないのかな。
自分もとにかくケルト好きで、イギリスのバンドでも、ちょっと北の方の出身で、ケルト風味を効かされたりするとそれだけで好感を持ってしまう。
とは言え、あまりにピュアでトラディショナルなケルト音楽そのものはやっぱりこってりしすぎであって、ある程度は現代性のある、できればチーフタンズくらいの塩梅でやってほしいわけで、そういうアーティストはなかなか見当たらない。
そういうわけで、この Bill Jones は、非常によい塩梅のケルト風味の、実になごめる1枚だった。
ネットでちょっと検索してみたら、BRAHMAN がM①をカバーしてたり、ボーナスディスクの2曲目をライヴで使ったりしてるとのこと。
なるほど、どちらもとてもいい曲です。
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