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2011年10月 1日 (土)

PCオーディオへの道(2)

たくきよしみつ「大人のための新オーディオ鑑賞術」 を読んで啓蒙されたことをいくつか箇条書きにします。

・日本の音楽配信サイトの多くはDRM(コピーコントロール機能)付きのWMAファイルで配信しているが、iTunes や iPod はこのファイルを再生できない。必然的に iPod ユーザーは、iTunes Store からAAC形式で買わざるをえない。

・ソニーはもっとひどく、当初はmp3すら再生不可。独自のATRAC形式でゴリ押ししてきた。その間に、mp3を再生できる iPod が着々とシェアを広げた。現在はmp3 も AAC も再生できるが、時すでに遅し。

・音楽データを無圧縮のWAVで保存していくことでサイズが大きくなることを避けるのなら、ロスレス圧縮(可逆圧縮。また無圧縮に再変換できる)でオープンソースのFLAC形式がおすすめ。(mp3は非可逆圧縮。いったん圧縮すると元には戻せない)

・従って、携帯音楽プレーヤーは、WAV でも FLAC でも mp3 でもそのまま再生でき、なおかつ出来ればSDカードなんかを突っ込めて、カードを抜き差しすればいくらでも無限にデータを蓄積できるのが理想。しかもWAVかFLACで保存していけば、ファイル形式を変換しなくてもPCでもプレーヤでもそのまま再生できる。それが可能なのは、韓国のCOWON社製プレーヤーである(!)

おおお、なるほど!
そうだったのかー。
要するに、ユーザーは、apple や sony の顧客囲い込み戦略のために、どえらい不便を強いられているだけなのだ。

この本を読む前も、確かに、何故 iPod にはSDカード類を突っ込めないのだろうというのは疑問だった。
8GBだろうが30GBだろうが、いずれはいっぱいになる。
いっぱいになったらどうしようもない。
カードを抜き差しできれば、いくらでも入れ替えができるのに。

そして、WAVかFLACをそのまま再生できれば、余分な手間なく、SDカードの抜き差しだけでPCとデータを簡単にやり取りできる。

考えてみれば、こんなことはできて当たり前じゃなきゃおかしい。

そして、たくきよしみつのえらいところは、ちゃんとそれができるモデルまでも紹介しているところだ。

COWONなどというブランドは聞いたこともなかったけれども、調べてみると amazon でも普通に扱ってるし、値段も安いし、デザインもいいし、なおかつ音もいいってことで評判もいい。
どう考えてもこれがいいじゃん、携帯プレーヤー。

それで思わず買ってしまいそうになったけれども、そこはとりあえず我慢。
おれがほしいのは携帯音楽プレーヤーではない。
(でも今後買うなら絶対COWONだ)

序盤で激しく納得しつつ本をさらに読み進み、いよいよPCオーディオに目覚めていくことになる……。

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