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2010年12月25日 (土)

wowowに加入

過日、利用しているインターネット・プロバイダから突然電話がかかってきた。
wowow に2ヶ月間無料で加入させてやる、と言う。

マンション経営しませんか?や、子供の塾の勧誘から、NTTの「お得な電話料金プランのご案内」に至るまで、この手のセールス電話には人一倍キレやすく、特にタチの悪いものには罵詈雑言を浴びせてしまうことも少なくないのだけれども、その日は何故か機嫌がよかった。
WOWOW、ちょっと観てみるのもいいかも、って素直に思ってしまった。
何もこちらで設定する必要はないようだし、まあ2ヶ月観て、電話1本で解約すればいい。

で、2ヶ月がすでに経過したのだけれども、結局解約せずに見続けている。
相手の術中に見事にはまった格好だ。

パフュームのドームライブが観れた、という大きな収穫もあったけれども、音楽や映画は、正直それほど魅力的なプログラムはない。
映画はハリウッド大作路線のものが中心で、NHKのBSで放映されるものの方が余程趣味に合うし、音楽も同様。
矢沢永吉や福山雅治のライブとか観てるほどヒマではない。

が、しかし、1つだけ、完全に夢中になってしまった番組がある。
毎週月曜夜8時のボクシング番組、「エキサイトマッチ」だ。
この番組を見続けたいがためだけに、契約解除に踏み切れなかった。

もともとボクシングが好きなのだけれども、通常の地上波では、なかなかおもしろいボクシング中継が観られない。
亀田3兄弟の試合など観ても、何も面白くない。

エキサイトマッチは違う。
タイトル戦じゃなくても、めっぽう面白い。

とにかく、ジョー小泉と浜田剛史の解説が素晴らしい。
ちょっとしゃべりすぎと思う人も多いかもしれないが、2人ともたいへんな博識である上に、極めて中立的。
基本的に海外選手の試合ばかりだからしがらみも何もないはずだし、BSという気楽さもあるのだろう。2人とも、自由奔放にしゃべる。
それが実に勉強になる。
「アメリカのセコンドはワセリンの塗り方が雑ですよねー」なんちゅうジョー小泉のトークが楽しくて仕方ない。

音楽でも食べ物でも小説でも、ちゃんとした鑑賞眼を身につけるには、まず優秀な解説者の存在というのが非常に大事だと思う。
その道のプロに解説を受けながら鑑賞することによって楽しみ方が徐々にわかるようになり、そうしてやっと自分なりの批評性を身につけることが出来る。
そういうものだと思う。

エキサイトマッチを観ていると、だんだんボクシングの見方がわかってくる。
それが嬉しい。

海外選手にはハングリーで荒削りなタイプがたくさんいる。
そういう選手をたくさん観れるのもいい。
あと、地上波みたいにラウンド毎にコマーシャルが入らないっていうのも実はすごく重要で、臨場感がまるで違ってくる。
当然ながら、コーナーで座ってるときの様子も含めての試合なのだ。

ハードディスクには、録画するだけして観ていないお笑い番組や音楽番組、映画等が大量にたまっているのだけれども、エキサイトマッチだけはすぐに観てしまうので、常に次が待ち遠しい。

ジョー小泉には是非末永く頑張ってもらいたい。

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コメント

私もWOWOWのボクシングを時々見ます。
マニー・パッキャオというフィリピンの選手が
家族では大人気で、全員で応援しています。

彼は現役引退後「(母国のために)政治家になる」とコメントしているのも、なんだか好きなところです。

投稿: k-tato | 2010年12月28日 (火) 00時29分

パッキャオ、すごいよねえ。こないだの6階級だか7階級だか制覇のときも観たよ。あんだけ打たれて倒れない相手もすごかったけど。
本来なら地上波で万人に観せるべきだと思うけど、地上波だとCM入っちゃうもんねえ。

投稿: riki | 2010年12月28日 (火) 01時09分

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