YouTube で憂歌団
YouTube で憂歌団を探して見てたら止まらなくなって、昨夜は3時まで延々見続けてしまった。
憂歌団は若い頃から完成度の高いバンドだけれども、20年以上も、年間200本以上とかのライブをこなしてきて、しかもその間定番のレパートリーは大して変わっていないので、ずっと演奏し続けてる曲なんかは、最後の方になるともうクオリティがものすごいことになっている。
とっくに完成度100%超えてる曲を、またもう1回壊してそんでまた完成して、っていう風に。
て言うか、本人達も飽きてくるだろうから、誰かがちょっと面白い逸脱の仕方をしたりすると他のメンバーも面白がって乗っかって、自然にちょっとずつ壊れてまたできあがって、いい感じのやり方だけがずっと残されて……、ていうことなんだと思うけど。
今回いろいろ見てて、極めつけだったのはこれ(↓)。
http://www.youtube.com/watch?v=qefRDxRztYU
デビュー時からずっと演奏してる代表曲の1つ、「おそうじオバチャン」。
の、ラストライブでの演奏。
勘太郎がすごいのは、まあいつものこと。
万一見たことない人は、黙って度肝を抜かれてください。
20年を経ての進化が著しいのは、むしろベースの花岡かもしれん。
スウィンギーにぐいぐいドライブしまくるこのベースのかっこよさ、どうっすか。
几帳面かつクールにリズムをキープする島田のドラムと、前へ後ろへフリーキーにドライブする花岡のウォーキングベースが生み出すこのグルーブ。
これ、島田も花岡も、完全にお互いの出方を120%把握してるよなあ。
理想的なリズムセクション。
音の作り方もとてもよい。
すげえ気持ちよさそう。
こういうの、演りたいなあ……。
この時期、勘太郎は、ナイロン弦のギター使ったりもしてたんだけれども、この曲ではちゃんとチャキを使っている。
このラストライブ、頼むからDVD化してくれんかな。
て言うか、死ぬまでにどうにかしてもう1回見れんかな、憂歌団……。
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