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2009年12月

2009年12月22日 (火)

ハンドプレッソ

コーヒーが好きなんだけれども、あんまり飲めない。
飲むと体が冷える感じで、心臓もドキドキしてくることがある。
匂いも味も好きなのに。
飲むとタバコも吸いたくなって、タバコを吸うと、また輪をかけて体が冷えて、ドキドキしてきて、1~2時間くらい調子が悪くなる。

そういうわけなので、職場にはコーヒーメーカーも置いてあって、コーヒー組合が結成されていて、年会費でコーヒー買って、組合員は飲み放題というシステムも成立しているのだけれども、年会費を払うほどは絶対に飲まないので、加入していない。

ただ、コーヒーにも種類によって体への影響は違いがあるようで、いちばんいけないのは、いわゆるアメリカンというやつで、ああいう薄いのをがぶがぶ飲むと、たちまち調子が悪い。
そもそも薄いコーヒーは、味も好みでない。

逆にエスプレッソなんかは割と平気で、味も最も好ましい。

だから、できればエスプレッソを飲みたい。
飲みたくなるのはやっぱり仕事中で、ちょっと煮詰まってくると、無性に飲みたい。
かと言って、職場でエスプレッソというのは難しい。
また、家でも、エスプレッソマシンを買うほど飲むかっつったらそうではないし、そもそも家では子守りに追われて優雅にコーヒーなんか飲んでいる余裕などあり得ない。
また、愚妻もコーヒーは一切飲まない人である。

と常々思っていたところ、「ハンドプレッソ」なる商品を発見。
手動のエスプレッソマシンで、手でポンプをしゅこしゅこやって圧力かけて、ぷしゅーっと抽出する。

1万5千円くらいする。
でも、見つけてしまった以上、どうにも欲しい。
このくらいなら、職場でもできる。

買いました。

09_11_minolta_021


まず、道具として、機械として、とても魅力がある。
ずっしり重くて、重厚な感じ。
圧力計がすてき。

かくして、1日1杯、職場でのエスプレッソタイムが実現した。
十分に美味しい。
製品には満足だ。
ポンプしゅこしゅこしたり、後かたづけしたりするのがちょっと面倒だけど、その作業もまあ楽しい。
が、やっぱりちょっと心臓がドキドキすることがある。

エスプレッソは普通のコーヒーよりもカフェインが少ないとよく言われるが、それも諸説あるらしい。
抽出時間が短いからカフェインは少ないという説、そもそも少ない量しか飲まないからカフェインの絶対量も少ないという説、いやいや濃厚だからやっぱり多いっていう説……。

考えてみれば、これまでエスプレッソを飲む機会と言えば、外食してコース料理の最後、デザートの後に出されるのを飲むっていうのがほとんどで、そういうときは100%酔っぱらっているので、単によくわからなくなっていただけなのかもしれない。

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2009年12月15日 (火)

壁面収納のDIY

3月に大枠が完成して、このブログにも写真をアップしたリビングの壁面収納。
その時点でとりあえずモノは入れられるようになったので、すぐに詰め込んで、そしたら安心してしまって、扉つくるのをずーっとさぼってました。

夏の間は外での作業も暑いし、湿度も高くて板材の管理もやっかいだし。

それを、この度、やっとのことで完成させました。
これです↓

Diy1

扉つけたらいっぺんにすっきりした!

ほんとはこれにツマミをつけるつもりだったんだけど、ツマミってほんとにろくなデザインのモノが売ってなくて、つけないままで仕上げてみたら、あまりにすっきりして見えるので、このままつけないことに決定。
もちろんその分、開閉しづらいんだけれども、それはかえってうちの赤ちゃんのいたずら防止に役立って好都合。

ちなみに扉を開けると、中はごちゃごちゃです。
下が全ての扉と引き出しを開けたところ。
炊飯器はスライドで手前へ出てきます。

Diy2









現在は、早くも次作に取りかかっております。
次はAVラック。
来るべき地デジ時代に、ようやく我が家も対応を検討中。
まずはテレビ台を準備してからでないと買えないっちゅうことで、鋭意製作中でございます。

日曜大工は本当に楽しい。

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2009年12月13日 (日)

早朝ソフトボール

今シーズンの早朝ソフトボールも11月に無事終わって、先週はチームの納会があった。
納会では、この1年間の成績が発表される。

チームは例年どおり、最下位だった。
年間2勝しかしていない。
得失点差では、マイナスが100を超える。
そういうチームなのでやむを得ない。
その代わり、エラーしても凡打しても叱られないのがいいところ。
あくまでも親睦。
練習も一切しない。
気楽に続けられる。

個人成績では、なんとフタを開けてみれば、チーム内の首位打者になっていた。
前半戦は3割台だが、後半戦がやたらと好調で、7割以上の打率。
通算で5割ちょっとという好成績。
打点も2位。
ただしぼくはシングルヒットのみで、ホームランはおろか、2塁打も3塁打も1本もない。
ミートはうまいがパワーに欠ける。
小学校の時と何も変わらない。
来年の課題は、長打力だ。

守っては後半戦、チームのエース格に昇進し、最後の方はほとんどずーっとピッチャーをつとめた。
1試合、奇跡的に絶好調の日があって、チームに初めての完封勝利をもたらした。
これはリーグ内でも噂になり、おそらくはそのためか、リーグの敢闘選手賞までも受賞することになった。

うーん、楽しい。早朝ソフト。

納会は、地元の老舗の鰻屋で開催される。
若大将がメンバーだからだ。
今では表向きのメニューからは消えてしまっている「肝焼き」がたんまりとふるまわれる。
これが楽しみなのだ。

2軒目は、地元のホルモンの名店へ、若手勢を中心に(と言っても30台後半から50台前半)集まる。
店の次男がメンバーなのだ。
裏メニューのタン刺しがたんまりとふるまわれる。
タン刺しなど、この機会以外ではまず食えない。
既に酔っぱらっているけれども、そして翌日は仕事だけれども、ビールと焼酎でばくばく食べる。

いっしょに食っているのは、ホルモン店主や鰻屋や、ぼくが中学生の頃通っていた楽器屋の跡継ぎや、うちの実家に牛乳を配達している牛乳屋さんなど。
このへんは昔ながらの商売人がたくさんいて、とてもおもしろい。
自営業の人々は、遊び方もなかなか豪気で楽しい。

来シーズンも頑張ります。

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2009年12月11日 (金)

インフルエンザ禍(3)

11月24日(火)

朝、娘の体温は38度台。
息子は熱がある間ずっとぐったりしていたが、娘は元気。
機嫌もよく、一見いつもどおりに見える。

自分もまだ風邪で喉痛と鼻水、頭がぼーっとしてつらいが、自転車で出勤。
昼の間に愚妻が娘をかかりつけの小児科へ連れて行き、息子と同様リレンザを処方してもらったとのこと。

夜から雨になるとの予報だったのでそれまでには帰るつもりでいたが、会議が長引き、職場を出たのが7時半近くになって、既に雨が降り始めていた。
やむを得ず、常備しているレインコート着用で雨の中を自転車で帰途につくも、通勤経路の途中で火事に出くわす。
ちょうど消防車が到着して、まさに放水を始める瞬間だった。
野次馬もまだあまりいない。
よせばいいのに、どうしても見物してしまう。
風邪引いてるのに。
雨降ってるのに。

家はもう完全に燃え上がっていて、全焼は免れないだろう。
それよりも、隣家に延焼寸前になっていて、そちらが心配。
隣家のおばあちゃんがあきらめて家から出てきた。
とるものもとりあえずという感じ。
消防隊の消火活動を見ていると、放水の水圧がかなり強いらしく、2人がかりで制御しようとしているのだけれども、思うようにねらいが定まらない様子。
見ていて、「そこじゃないよ、もっと右、もっと右、延焼しちゃうよ」とじれったくなってくる。

10分か15分くらい見ていて、どうにか延焼は食い止めたのではないかと思われたところで野次馬をやめて帰宅。
火事は怖い。

帰ると娘は寝ていて、息子はもうリビングでテレビを観ている。
娘の熱は夕方39.5℃まで上がったが、やはり元気で、夕食もよく食べたとのこと。
息子よりも熱に強いようだ。

と思っていたのだけれども、9時頃、ふすまを開けて娘の様子をのぞいてみると、手足がびくびくと痙攣している。
小さい子どもはよく高い熱で引きつけを起こすというけれども、息子も娘も、これまで生まれてから一度もそのようなことはなかった。
なかっただけに、こちらも痙攣とか引きつけとかいうようなものを、実際に見たことがない。
見たことがないので、その様子は衝撃だ。

あわてふためいて娘を抱き起こし、大丈夫かと声をかける。
最初は寝ぼけた感じで何やら訳のわからないことを言っていたが、次第に目を覚まし、痙攣も止まって、応答もまともになった。

それで安心するわけでもない。
落ち着かないことこの上ない。
娘はお茶を一口だけ飲んで、すぐにまた寝てしまった。
ずっと横に付き添って様子を見るが、やっぱりときどき、ほんのわずかではあるが、手や足がぴくぴく動くようだ。

「家庭の医学」とか「育児の百科」とかを調べてみると、「熱性けいれん」のようで、さほど心配ないようにも思う。
念のため、市の休日夜間診療に電話して状況を伝えてみると、「7歳というのは引きつけにしてはちょっと年齢が大きいし、一応みせてもらった方がいいですかねえ」というようなすっきりしない返事。
こちらの状況説明がちょっと大仰すぎたのではないかという気もあって、愚妻とも相談し、まあ慌てて連れて行くほどでもなかろうとの結論に。
熱が高いしよく寝ているのに動かすのもかわいそうだということもあって、そのまま様子を見ることにした。

とても目を離せないので、娘の隣でいっしょに寝る。
愚妻は1歳の娘を寝かさなければならないので、どうしても自分の役目になる。

夜中、手足のぴくぴくはほぼなくなっているようだが、うわごとを言ったり、何度も目を覚ましては、訳のわからないことを言う。
何か話しかけても、まともな返事が返ってこない。
かと思うと、急に起き上がって、末娘を捜し始めたりする。
しんどそうにもしているが、目を覚ましてにっこり笑って訳のわからない話を始めたりもする。
寝ぼけているのだと思えばそのとおりなのだけれども、どうにもひどすぎる気がする。

だんだん心配になってきた。
インフルエンザ脳症という言葉が頭をよぎる。

夜中の2時、またパソコンを起ち上げて、検索開始。
やはり調べれば調べるほど心配になってくる。
異常行動は要注意、とか書いてある。

一昨夜、息子のときに電話した病院へまた電話。
一昨夜とはまた別の看護婦さんが対応してくれる。
昨日からの経緯をずっと説明し、得た回答は、「痙攣と言っても、その程度の痙攣なら大丈夫ではないか。四肢が硬直して白目むいてしまうような強い痙攣なら救急車だが、手足がぴくぴくするくらいなら様子を見て構わない。うわごとや訳のわからないことを言うのも、熱が高いときはうまく眠れず、小さい子にはよくあることだ」とのこと。
適切な回答だ。
安心した。
救急なんとかセンターよりもずっと頼りになる。

ただし、熱は早急に下げてやれ、とのことだった。
解熱剤は坐薬をもらってはいるのだけれども、素人の生半可な知識で、インフルエンザは無闇に解熱してはいけないという考えがあったので、使っていなかった。
発熱は身体の自然な防衛反応であって、それを人為的に下げてはいけない、それはかえってインフルエンザの重症化につながる場合がある……云々といった話を聞きかじっていたからだ。
看護婦さんからは、「冷えピタみたいなのはきかないから、ワキを氷嚢なんかで冷やしてやって、坐薬があるならそれをすぐ使う」ようにとの指示。
そのきっぱりとした口調に大いに頼りがいを感じたので、すぐに実行。

以後、娘の熱はすーっと下がり、痙攣はもちろん、うわごともなくなった。

11月25日(水)

結局、娘の看病でほとんど眠れなかった。
しかし、アドレナリンが出たのか、自分の風邪はむしろよくなった感じで、喉の痛みも鼻水もとまっている。

娘はもう平熱になっている。

安心して出勤。

昼間は、1歳の末娘が37.5℃あったそうだが、夜にもう一度はかりなおしてみると平熱。
ずっと鼻水を垂らしているので、インフルエンザではなく、普通の風邪らしい。

息子はもう治ったが、今度は学校の方が学年閉鎖になっていてお休み。
娘も今週いっぱいは登校させられないだろう。
元気になった子供3人と、外出不可の状態で何日も家の中だけで過ごさなければならない愚妻が気の毒ではあるが、やむを得まい。

しかし、それにしても、恐るべきは新型インフルエンザであった。
新型っつっても要はただのインフルエンザでしょとタカをくくっていたのだけれども、結果的には、息子も娘も、今までで最も大変なめにあった。

そして、やっぱり統計は正しかった。
40歳以上の罹患率は2%ほどだと誰かに聞いたけれども、確かにまる4日間、罹患者と同じ布団で、咳をまともに顔に受けながら寝たにもかかわらず、結局感染しなかった。
愚妻も感染しなかった。
おっさんやおばさんには免疫があるというのは本当なのか。
または、子供がインフルエンザにかかる前に、既に自分も愚妻も普通の風邪をひいていたので、その風邪がインフルエンザ・ウィルスと何らかの形で干渉して感染を免れた、との仮説も立ててみたりしている。
1歳の末娘が感染しなかったのは何故だろう。
母乳を通じて免疫力を蓄えていたからか。

ともあれ、まだ3人は感染していないのだから、油断はできないと思っている。

(おわり)

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2009年12月 6日 (日)

インフルエンザ禍(2)

11月22日(日)

未明4時頃、トイレに起きた小5の息子が枕元に来て、具合が悪い、絶対熱があると思う、と言う。
来たか、と思った。
息子の隣のクラスは先週学級閉鎖で、息子のクラスにも新型インフルエンザ罹患者およびそれと疑われる生徒が4~5人いたと聞いている。
熱を測ってみると、39.4℃。
まず間違いなかろう。
息子は普段ロフトベッドで寝ているのだけれども、1歳の末娘がその梯子段を登るようになってしまって危ないので、梯子をはずしてあって、息子は梯子のないロフトベッドを無理矢理よじ登ったり飛び降りたりして往き来している。
そのようなややこしいところに高熱を出した子供を寝かすわけにもいかないし、また、高熱だけに、まめに様子も見てやらねばなるまい。
そのまま自分の隣りに同衾させることにした。

朝起きると、38.8℃。
しんどいらしく、ずっと寝ている。
日曜なので、病院も休み。
まあ大丈夫だろうとタカをくくって、そのまま寝かせておいた。

午前中は、日曜大工に励む。
リビングに造り付けている棚がもう少しで完成する。
自分も昨日からの風邪で、喉がひどく痛い。
鼻水も出る。
昨日より悪化しているが、熱はないので、インフルエンザではないと思う。

明日の23日は、演奏の助っ人を頼まれている。
地元の老舗の造り酒屋の初絞り&蔵開きのイベントがあって、そこでドラムレスの編成で6曲ほど演奏するが、ベースがいないので手伝ってほしいと頼まれた。
演奏曲のCD-Rとコード譜はもらっているが、練習は1度もしていない。
簡単なのでぶっつけでも大丈夫かもしれないけれども、念のためということで、今日の午後はメンバー宅で軽く合わせておこうという話になっていた。

息子の症状は気になるけれども、どうせ病院も休みなんだし、2時間くらいで帰ってくるつもりで、昼食後すぐに出かけたところ、メンバー宅に着いた直後に愚妻から携帯に電話。
息子の熱が40℃を超えていると言う。
明日も祝日だから病院は休み。
市がやっている休日診療に電話して聞いてみたところ、異例の超混雑で、早くても2時間待ち。
今すぐ行っても7時からの夜間診療に回される可能性があり、診察も、インフルエンザの検査は時間的にできないから、医者が症状を見て判断する、との回答らしい。
それで、どうしよう?と言ってきた。

まさにリハーサルを始めようとしていたところだったのだけれども、メンバーには看護婦さんもいて、それは早めに病院に連れて行った方がいいと言う。
しかし、40℃も熱出してる子供を2時間も待たせておくのもどうかと思う。
メンバーの皆さんがいろいろ知恵を出し合ってくれて、どうにか日曜でも診察してくれる総合病院を見つけた。
電話してみると、小児科医の当番はいないので、普通の内科医が診るがそれでもよければ、とのこと。
すぐに家に戻って、ふらふらになっている息子を連れて病院へ。
幸い、ほとんど待ち時間なしで診てもらうことが出来た。

検査したところ、案の定、新型インフルエンザ。
タミフルとリレンザ、どっちがいい?と聞かれて、よくわからないので、すすめられるままリレンザを選ぶ。
帰宅後すぐに吸わせた。

子供はわりと高熱でも平気なものだけれども、今回のはさすがにきついらしく、1日中ずっと寝たままで動かない。
ときどき水やポカリスエットを飲むだけだ。

楽器をメンバー宅に放置してきたので、5時頃また取りに行ったところ、他のメンバーもまだ残っていたので、折角だからということで、6曲、1回ずつ30分ほどで合わせる。
なんとかなりそうだ。
て言うか、そもそも明日、家を出られるような状況かどうかわからないし、自分の風邪の具合もいよいよ怪しくなってきた。
最悪ベース抜きでやってくださいと断っておく。

夜、やはり息子は水分以外何も口にしないが、熱は38.4℃。
リレンザが効いてきたのか、比較的落ち着いている。

息子はずっと自分のベッドで寝ている。
他に寝るところもないので、やむを得ず今夜も同衾。
インフルエンザの咳をまともに浴びながらいっしょに寝る。

11月23日(祝)

未明3時頃。
息子が苦しがりはじめた。
息苦しい、息苦しいと言い、ひと息ひと息、はーはーと声を出しながら呼吸している。
変な感じだ、苦しい、と盛んに言う。

新型インフルエンザのウィルスは肺で増殖し、重症化は呼吸の異常から始まることが多い、と聞いていたので、焦る。
息子が熱でこんなに苦しがるのは初めて見た。
すぐに愚妻を起こし、いっしょに様子を見るが、夜中の3時ではどうしようもない。

パソコンを起ち上げ、重症化について検索。
調べれば調べるほど不安になってくるので、今度は県がやっている救急医療センターだか何だかに電話して、救急車呼ぶほどでもないと思うのだがとりあえず電話で相談に乗ってくれるところはないかと尋ねる。
教えてもらった病院に電話すると、看護師が対応してくれた。

「顔色はどうですか。青くなってないですか」
「なってないです。熱で上気してむしろ赤いです」
「唇が紫色になったりしてませんか」
「してません」

それなら、とりあえず様子を見よう。顔色や唇の色が悪くなってきたら、また急いで連絡するように、との指示。

ひと安心と言えばひと安心なのだけれども、そんな唇が紫になってからでは遅いんじゃないのかという気もするし、これで安眠できるわけでもない。

リレンザもなんとなく信用できなくて一度しか飲ませてなかったのだけれども、やっぱりそれじゃいかんということになって、2回目、服用させてからまた寝かせる。
息子の呼吸は、1時間ほどで多少安定して、また眠った。

朝起きると、息子の熱はもう37℃台まで下がっていた。
息苦しさもなくなり、元気そうだ。
昼には平熱になり、食欲が復活して、もりもりと昼食をとった。
もう大丈夫だろう。
夜中は本当に焦ったけれども、子供はやはり経過が速い。

午後、自分の風邪はやはり悪化していて、喉が相当に痛いが、息子はもう心配なさそうなので、予定どおり演奏に出かける。
会場は造り酒屋の中庭で、既に前のバンドが演奏している。
酒はもちろん、いろんなおつまみの屋台も出ていて、完全にできあがったオヤジどもがはしゃぎ回っている。
なかなか楽しそうだ。
さくっと6曲、何カ所か間違えたけれども、まあ問題なく終わらせて、酔っぱらいにしつこく要求されてアンコールまでやって、無事終了。
エノケンの「ダイナ」とか、渋いけれどもオヤジにも通じる、なかなか巧妙な選曲なのです。

夕方帰宅。
息子はもうすっかり元気。
しかし、気がつくと小1の娘が布団にくるまってしくしく泣いている。
また来たか。
熱を測ると38℃。
すぐに39℃まで上がった。
まだまだ看病の日々は続くようだ。

1歳の末娘は、両親が病人の世話に追われてほったらかしになっているので、知らない間に、生ゴミの中から生卵のカラをほじくり出してきてさわっていたらしい。
その手で顔を触りまくった様子で、顔中にじんましんが出ている。
卵アレルギーなのだ。
もう何が何だかわからない。
明日からは仕事だ。
愚妻の検討を祈るしかない。

熱は下がったもののまだげほげほと咳をする息子のその咳をまともに頬に浴びながら、またいっしょに隣で寝る。

(つづく)

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2009年12月 1日 (火)

インフルエンザ禍(1)

怒濤の1週間だった。

11月20日(金)

「3」からメール。仕事終わってから飲むことに。
6時半スタートで、やきとんの「T佐」へ入店。
「3」と2人だけでこの店に入るのは初めてだ。
もう後厄も終えようとしている我々ではあるが、ここではまだまだひよっこ。
いまだ注文の仕方も覚束ない。
この店にはメニューがない。
「塩○○本」「タレ○○本」といった頼み方は出来るが、特定の部位を注文するにはどうすればいいのか、まだまだ修行が足りない。

ビールの大瓶を1本ずつ飲んだ後、「赤」を注文する。
「赤」というのは、おそらくは焼酎の葡萄酒割りだと言われている。
「黄色」は梅酒割りで、「白」がストレート。
カウンターだとおかあさんが一升瓶からグラスに直接どぼどぼと注いでくれるのだけれども、今回はテーブルだったので、その一升瓶をドンと置いていかれる。
自分たちで勝手に好きなだけ注いで、あとはおかあさんが減り具合を見て適当にお勘定するのである。

「黄色」を飲んでいるうちはまだまだだ。
「T佐」では「赤」を飲まなければ一人前とは言えない。

結局、「3」と2人でビール大瓶2本と串30本、「赤」を2杯ずつほど飲んでお勘定と相成った。
2人で3400円。
これは「T佐」ではかなり高い部類に入る。
ビール2本が多かったのか、あるいはおかあさんの目分量がたまたま厳しかったのか。

8時過ぎ、2軒目に移動して、T也と合流。
しかし。恐るべきは「赤」の魔力。
既に我々2人はへろへろに酔っていて、もはや酒は進まない。
「きっと何か混ぜモノが入っているに違いない」との憶測が絶えないのは、この殺人的な「赤」の魔力ゆえだ。
焼酎を葡萄酒で割るというのはなるほど確かにロックンロールだが、たかだか2杯でこれほどべろんべろんになるのも解せない。
しかも美味しいんだよな、これが。

「3」はすぐに寝てしまった。
自分もビールをちびちびしか飲まないので、T也は不満そうだ。

結局9時半にはお開きとなって、T也と2人で「3」を駅まで歩かせ、電車に乗せる。
後で聞いたら、「3」は案の定、電車を乗り過ごし、乗り過ごしたついでにまた違う駅で降りて飲み直したらしい。

10時前帰宅。
途中のコンビニでカップ麺を買って帰ったが、食べる前に寝てしまった。

11月21日(土)

朝9時起床。
どうも体調がおかしい。
風邪をひいたようだ。
昨夜の不摂生が祟ったらしい。

起きるなり、息子と娘の小学校の「学習発表会」なるものがもうすぐ始まると急かされて、飲まず食わずのままで学校の体育館へ。
1年生の娘の音楽劇と、5年生の息子の合唱を見物。
5年生も本当は劇があったらしいのだけれども、新型インフルエンザによる学級閉鎖で練習ができず、歌だけになってしまったらしい。
1年生の娘も、娘のクラスは学級閉鎖してたので誰も重要なセリフを担当させてもらっていない。

午後は家で日曜大工。
喉の痛みと鼻水。
頭がぼーっとする。
熱はない。

夜はワインを半分飲んで寝る。

(つづく)

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