« 『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』内山節 を読む | トップページ | 子供手当 »

2009年8月20日 (木)

ST上昇

若い頃から心臓に自信がない。
そもそも心肺機能が弱くて、小学校の頃から長距離走が苦手だった。
中学校ではバスケをやってそれなりに訓練になっていたはずだけれども、高校でスポーツをしなかったのもよくなかったかもしれない。
若い頃の鍛錬は重要だと、いまになって思う。

20代初め頃には、既に徹夜がきつかった。
睡眠時間が短いと、翌日、胸がどきどきして仕方がない。
無理するとどうにかなってしまうんではないかという気がする。

コーヒーを飲むと、やはりどきどきしてくることが多い。
飲みながらタバコ吸ったりすると、急に身体が冷えるのが実感できる。

キューピーコーワゴールドとかアリナミンAとかの栄養剤みたいなのもあまり合わない。
やっぱり心臓がどきどきしてくる。
学生の頃は、そういう錠剤を通常の倍の量服用して徹夜する、というようなことをときどきやったけれども、確実にどきどきした。

職場での定期健康診断では、1年目から心電図でひっかかった。
最初のうちは、「不完全右脚ブロック」というのがよく出て、「要経過観察」と書かれた。
説明を求めると、別に何の異常もなくてもよく出る所見なので気にすることはないだろうとのことだったので、さほど気にしてなかった。
だいたい毎年この「不完全右脚ブロック」が出るのだけれども、「異常なし」の年もあった。

30代に入ってからだと思うのだけれども、今度は「右軸偏位」という所見で「要指導」と書かれるようになった。
が、これもよくある所見とのことだし、異常なしの年もあるので、特に気に留めていない。

ところが今年は、初めて「ST上昇」という所見が出て、しかも判定は「要精密検査」を通り越していきなり「要医療」と来た。
もともと心臓には自信がないところへ、「要医療」というのはショックが大きい。
この判定を見ただけで心臓がどうにかなりそうな気がする。

毎年気にしていたのは、心電図ではなくて尿酸値だ。
例年、7.2~7.6くらいの間をうろうろしていて、ここ数年はずっと「要指導」になっていた。
それが今年は、日々の自転車通勤が奏功したか、ついに基準値内の6.8を達成した。
去年引っかかっていたLDLコレステロールも基準値内に戻っている。
飲酒量は以前よりもむしろ増えているし、タバコもやめていないけれども、肝機能も脂質も完全に基準値におさまっている。
心電図の「要医療」には、これらの好結果を台無しにして余りあるインパクトがある。

そもそも「ST上昇」とは何か。
すぐにネットで調べてみたが、どれも専門的すぎていまいちよくわからない。
心筋梗塞とか狭心症とか、恐ろしいことばかりが書いてある。
そう言われれば、ここ半年か1年くらいの間に、夜中、動悸で目が覚めたことが2~3回あった。
不意に目が覚めると、なんだか無性に心臓がどきどきしている。
すぐにおさまるのだけれども、いやーな感じだった。
不整脈みたいなのも、ときどきある。
激しい運動をしているわけでもないのに、ドックンと強い脈が1発来て、その前後に一瞬脈が飛ぶ。
それだけのことなので、特に気にしていなかったのだけれども、STが上昇しているとなると、今更ながら気持ちが悪い。
うーん、何だよ、STって。
下降してるのも嫌だけど、上昇もしてもらいたくない。

だいたい、うちの親父の家系は心臓が弱い。
ばあちゃんは、ある朝、突然発作を起こして、布団で突っ伏して死んでいた。
親父がちょっと歩いただけですぐにしんどいと言って休むのも、心臓が弱いからだろう。
おれのSTが上昇するのは、その血を受け継いでいるからに違いない。

そういうわけなので、早速今日は午前中休みを取って(精密検査は特別休暇が取れる)病院へ。
心電図をまたとりなおしてからエコー検査を受け、診察に進む。
心電図のとき、看護師が「うーん、確かにそんな感じかも……」と、やはりSTが上昇しているらしき発言をもらす。
ということは、やっぱりたまたま健診のときの測定が変だったというわけでもないらしい。
どきどきしながら診察室へ入る。
心臓に悪い。

が、結果的に医者はえらく軽いノリであった。
「ま、大丈夫でしょ。心電図の結果の異常と心臓の異常は別だからねー。はははー」てなもんであった。
要するに、原因はわからないけれども、特に異常がなくても「ST上昇」と判定される人は間々いる、ということらしい。

たぶん大丈夫だろうけど動悸もちょっとあるみたいだから、一応ホルター心電図検査もやりましょうとのことで、24時間心電図を記録し続ける機器を身体に貼り付けられた。
いま、電極4個と万歩計くらいのサイズの心電計をぶら下げてます。
これ、そう言えばうちの親父も何度かやらされてたわ。

とりあえずはひと安心だけれども、24時間風呂に入れないのはつらい。
電極と心電計は付け心地が悪く、仕事に身が入らない。
それに、今日の診察だけで、8千円以上かかった。
このホルター検査にもさらにまたかかるはずだ。

これ、来年もSTが上昇してたら、また同じように再検査させられるんだろうか。
今度はそっちの方が気になってきた。

健康診断は結果的にあまり心臓によくないのではないかと思う。

|

« 『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』内山節 を読む | トップページ | 子供手当 »

雑記」カテゴリの記事

コメント

mmm
ST値ですか
自分も詳しくは分かりませんが
ストレッチ等の軽い運動されてますか?
太極拳いかがでしょう?
血流の流れが良くなります!

投稿: pat | 2009年8月21日 (金) 09時04分

真っ当な40代の勤め人は、太極拳なんてやってる余裕ないよ(笑)。
きみも厄年じゃない? お払いしといた方がいいぞ。

投稿: riki | 2009年8月21日 (金) 20時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ST上昇:

« 『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』内山節 を読む | トップページ | 子供手当 »