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2009年8月21日 (金)

子供手当

子供が3人いる。
今年小5、小1と1歳。

民主党が政権を取ると、初年度である来年度は、子ども手当が月々26,000円×3人÷2=39,000円。1年で468,000円。
本格実施になる2011年度からは、月々78,000円で、年間936,000円(!)。
小5の長男が中3になる13年度まで3年間これが続く。
この時期はウハウハですな。

14年度からは2人分になって、月々52,000円、年間624,000円で、これが17年度まで4年間もらえる。また、長男の高校の学費も無料だ。
ここもまだまだウハウハ、かな。

その後18年度から23年度までの6年間は、月々26,000円、年間312,000円。
この間、真ん中の娘の高校の授業料は無料だけども、長男が大学に進学しているとしても、そちらは手当がない。
すると、ここは微妙。
長男が国公立大学に進学するというのはなんとなく想像しにくいので、都会の私立大を想定すると、むしろかなりきついに違いない。
特に、続いて真ん中の娘も大学に進学する21年度は相当きついと思われる。

うーむ。

そもそもこれから当面の5~6年、ちょっともらいすぎじゃない?(笑)
いや、完全1馬力で、乳幼児も抱えるために嫁がパートにも出られない我が家にとっては、これでやっと月々の工面に心を痛める生活が和らぎそうだけれども。
だから、我が家のことだけ考える分には、ありがたいんだけども。
でも、これ、現行の児童手当と同様、3期に分けて、4ヶ月分まとめて支給されるのよね。
30万とか一気にもらったら、間違った使い方するだろうな、おれは、絶対。

で、所得制限、ないんだよな。
年収2000万クラスのエリートサラリーマンでも、子供3人いたら、さらに100万上乗せでしょ。
大和総研の試算では1000万クラスの高所得層の手取りが大きく増えるっていうニュースがあったけど、確かに冷静に計算してみると、これでいいのかなあ、と。

おそらく、財源確保のために、我々公僕の給与は相当カットされると覚悟もせねばなるまい。
それに、扶養控除や配偶者控除の廃止も、多少は影響するはず。
すると、当面はまあよくても、子供たちが次々に大学に進学して、いちばん金の必要なときにいちばん困窮しそうだなあ。

ま、その頃まで民主党政権が続いているというのも想像しにくいけど。

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雑記」カテゴリの記事

コメント

20代の若輩者です。
民主党の完全な優勢が伝えられていますが、国旗を切り裂き自分のマークにしてしまうような政党は、やっぱりおかしいと思います。
別に右系の方でなくとも、この事実を聞けば明らかに不安を覚えるでしょう。Youtubeで「切り裂かれた日本国旗」を検索してください。
少し頼りない麻生総理ですが、景気対策を一貫して実施してこられたのは正道だし、この国を愛する心は評価すべきだと思います。
自民政治に飽きて、民主政権が見たいと思う人も多いと思いますが、そこはマスコミやムードではなく各党のHP等を見て、政策や姿勢を材料に有権者みんなが日本を考えることが大事だと思います。

まぁ、「故人献金」という逮捕にも繋がりかねない人間を総理候補にしようとしてることに、有権者はまず気付かなきゃいけませんね。

投稿: みみ | 2009年8月21日 (金) 20時57分

ご無沙汰です。

心臓は大丈夫なの? 身体的にもはやまったく無理の利かない年齢になったねえ……。

うちは子なしの共稼ぎなのであれなんだけど。

mrikiの懸念は正しくて、たぶん大学の無償化(少なくとも家計負担の軽減)が数年内に政策論点として浮上してくるんじゃないかな。筋論としてはそうなるはず。

今後10年ぐらいは生活・社会保障・教育・医療については、一貫性と整合性をもって継続的に展開していってもらえるといいんだけども、どうなりますやら。

ま、もっとも大学無償化が問題になるときにはワンセットで大学というものの再定義と制度の根本改変が出てくるだろうけれども。


若い人はご苦労だな。笑。

投稿: ushiro | 2009年8月21日 (金) 22時59分

まいど。
こないだはお疲れさまでした。

今回の選挙は難しいな。
民主党のこれはちょっとやりすぎかも。
子供に配分というのは賛成だけど、お金を支給するよりは、子供に関連することをもっと無料にしたほうがいいかなと。
一気にお金もらったらギャンブルに使っちゃうとかあるんじゃないかな。

投稿: torrissey | 2009年8月22日 (土) 12時47分

そうそう。民主党の子供手当は、うちのような家庭の実感としては、子育て支援っちゅうよりも、むしろ個人消費の促進の方に効果あるんじゃないかっちゅう気がします。4ヶ月に1回、子供1人につき10万振り込まれるんだから、無駄な使い方するよな、絶対。

大学の問題、難しいよねえ。民主党政権が保ってる間にそこまで手をつけられるとは想像しにくいっすな。個人的には、大学、今の3分の1くらいにまでは減らすべきだと思うんだけど、どうでしょう。

投稿: riki | 2009年8月23日 (日) 11時41分

遅レスですけども

直接給付というのは、いわゆるネオリベの手法で、いわゆる社民的には、サービス充実路線なんですよね。民主党はネオリベ路線の筋を通そうとしているように見える。

ま、ネオリベのキモは、行政のリストラですんで中間でサービスの差配する人員を減らすこととワンセットです。お金の使い途が「行政サービスを受ける」じゃなくて「商品サービスを買う」という形式になる点もネオリベ本流です。

額が大きく感じるけど、子ども関連の政府支出は、OECD水準でいえば、民主党の子ども手当が完全実施されても中位ぐらいにしかならない。

だから、子ども手当を出して、さらに待機児童の解消とか、教室の小規模化とか、授業料軽減(無償化)とか、行政サービス部門をだいぶやってようやくヨーロッパ諸国並みという感じですな。ヨーロッパ諸国が特に左翼というわけじゃないよ。笑。

そういうわけで、お金を使う規模ということでも、特に大規模というわけじゃないです。むしろ、フランスやドイツみたいに財政規模の小さい国でどうやって財源ひねり出しているのか、そっちのほうが謎。フランスにいたっては核武装までしてる。笑。日本でできないとは思えないんだけど。なんでそんなに金がないんだろう。隠してるんじゃないかという疑念はそこから生じる。ま、借金は多いんだけど。


大学問題は悩ましいですなあ。入れた学生を卒業させなくても(ドロップアウトしても)大学が責められない。という世論になれば、大学としてかなりやりやすいんだけどなー。とかいってみる。

大学は、たぶん、研究大学と職業大学とかそういうふうに分けられることは不可避だと思います(現実を追認するだけともいえる)。もっとも、職業大学なるコースを設定しても、よい職業人を養成できるとは思わないけど。潰すとなると、業界の抵抗は大きいだろうなあ。笑。いや、ぜんぜん笑えないけど!

投稿: ushiro | 2009年8月29日 (土) 18時49分

> 額が大きく感じるけど、子ども関連の政府支出は、OECD水準でいえば、民主党の子ども手当が完全実施されても中位ぐらいにしかならない。
> 子ども手当を出して、さらに待機児童の解消とか、教室の小規模化とか、授業料軽減(無償化)とか、行政サービス部門をだいぶやってようやくヨーロッパ諸国並みという感じですな。

なるほどなるほど。そうなんですか。いやはや勉強になりました。これで遠慮なく受け取れます(笑)。もっと要求してもいいくらいなんだな(笑)。
ヨーロッパ諸国の暮らしっぷりが、数値以上に実感的に楽そうに見えるのは、そういう行政サービスの違いによるところも大きいのかね。
そうすると、

> フランスやドイツみたいに財政規模の小さい国でどうやって財源ひねり出しているのか、そっちのほうが謎。
> 隠してるんじゃないかという疑念はそこから生じる。

っていうのは、やっぱり民主党の言うとおり、隠してるっちゅうよりも無駄が多いっていうのが大きいのかなあ。
高速道路の無料化だって、話よく聞くと普通にできそうだしなあ。

でも、民主党、どこまでできるかね。
官僚、手強いと思うわ。
前の職場で、霞ヶ関の末端の方の人々と接触する機会が何度かあったけど、ほんと、心象悪かったわ。
ひどいね、あいつら(笑)。
相手につけいる隙を与えない手練手管は半端じゃないと思います、実感として。
やつらが「隠している」金を引きずり出すのは、そう簡単じゃないと思うなあ。

このまま自民党は壊滅していって、でも民主党政権もそのうちすぐにうまくいかなくなって、機を見た志士たちによって政界再編……っていう流れが、いちばん理想的かつ現実的な展開じゃないかって思うんだけど、どうでしょう?

投稿: riki | 2009年9月 1日 (火) 22時28分

ヨーロッパ諸国は、労働賃金があまり高くない。笑。そのぶんを社会的給付と行政サービスで補って帳尻をあわせるという仕組みです。(だから、所得税よりは消費税のほうが税源として合理的、ということだったような。)

賃金収入が低く抑えられた社会でどうやって生活を回し、子供を育て、老後を暮らすのかというと、社会的給付と行政サービスで補うしかないです。だから同じことをいいかえてるだけだけど、社会的給付と行政サービスを整備することと、企業の人件費負担の軽減は、バーターです。そのへん整備が進めば企業も賃金抑制(中高年層の)に踏み切りやすくなるでしょう。(どのへんが均衡点かはいろいろ価値観によるけど)

どういう勘違い?かしらないけど、ある時期から自民党はそのバーターの一方だけを実行し、もう一方の実行を怠ったばかりか後退させるという掟破りをやったわけです。ここ5年ぐらいは悪夢を見ているかのようでした。

ぜひ子ども手当もらってください。民主党の子ども手当は、子ども作って育てる人間が優先的に消費する権利をもつ(できれば子どもの人的資本を高める方向で)。という社会的合意を作りたい。という意味だと(好意的に)解釈してる。社民というよりはネオリベラルな方向性だけど、それはそれで理にかなっている。

お金の回り方が想像どおりいい感じで変わればいいんだけど。人間に投資する、と岡田がさかんにいってたけど、そういうわけで、いちおう筋は理解されているものと思うし。

官僚が手強いというのは、県庁を相手にしていてさえも感じるよ! 中央はさぞすごかろう。フランスの新聞では今回の選挙結果、「日本零年」という感じで報道されていて、わりと恥ずかしいけど、外国からはそう見えるのかと改めてはっとした。失敗したら物笑いの種になるなあ。

投稿: ushiro | 2009年9月 1日 (火) 23時28分

なるほど。
大雑把には、自民党=(不徹底な)アメリカ型弱肉強食格差社会路線、民主党=ヨーロッパ型社会的給付路線、って感じの整理でいいんでしょうか。民主党をネオリベラルと分類するっていうのは、寡聞にして初耳だったんだけど、それは常識? 民主党は、ヨーロッパ諸国の路線でいくんだっちゅうことについては、自覚的にそういう方向づけなんでしょうか。それとも自民党との差別化を図ってきたことからの結果論?

今日、高速道路の無料化について実は財務省が経済効果を試算済みだったっていう報道があったけど、やっぱたぶんその調子で、フタを開けてみれば財政的には、なーんだやればできるじゃん、みたいなことなんじゃないかっていう気が、ushiro の指摘を読んだ後だけに、すごくしてきたなあ。
結局、官僚の問題がいちばん手強いのかなあ、と。
中央の役人はすごいよ。「木で鼻をくくった」という表現があるけれども、中央の役人が地方の小役人を正にそういう態度であしらう場面を何度も見た(笑)。高校生とかに、「木で鼻をくっくった」っていうのはこういうのですよって見本にして見せたいくらい(笑)。都道府県の役人は、それを学習して市町村相手に実践するのかもな。

それにしても、連立関連の報道見ててイライラすんのは社民党じゃない?(笑) なんなんだあの頭の悪さ。もはや政党の体を為してないっちゅうか、かつての社会党時代と比べちゃいかんのかもしれんが、情けなさ過ぎる。高速道路無料化への反対の理由が、「CO2排出量が増えるから」って、そんなの何を根拠に言ってんのよって。おばはんの雑談かよ(笑)。そりゃ車の利用機会は増えるかもしれんが、台数が急に増えるわけでもなし、一般道の渋滞解消が進めば、結果的に差引でプラマイどうなるかわかんないなあ、くらいのことは誰か考えろよっていう。
いずれにせよ、少なくとも社民党ごときに足引っ張られることのないようにしてもらいたいですな。

投稿: riki | 2009年9月 6日 (日) 23時54分

民主党は、日本の世論を反映していて本質的な矛盾を抱えているように見える。社会保障の充実というヨーロッパ(とくに北欧)社民路線と、構造改革による行政スリム化(公務員叩き・社会保障解体)というネオリベ路線を同時に追求しようとしているように見える。なので、よく分からないです。小泉路線の評判が悪くなって以来社民風を装っている(笑)。でも、どっちらかにはっきり立場を寄せたら世論の支持を失うような感じもします。

小泉構造改革を歓迎したのはむしろ民主党だったということは忘れてはいけないと思う。今の民主党の政策も基本的には小泉改革の「補完」なのであって否定ではないと思うんですけども(そのへんが社民「風」)。rikiさんも試算しているけど、子ども手当、所得の高い層のほうが潤うという傾向ある。それにたぶん、すでに塾やらなんやら通わせている家庭では「助かるなー」という実感だろうけど、子ども手当もらったからといって「いままで行かせられなかった塾に子供を通わそう」と家庭内の雰囲気を変えられる低所得層は少ないと思う。そういうわけで、教育格差を縮める効果は限定的であるかもしれない(広げるかもしれない)。というか、それを分かったうえで主張してるわけでしょう。そのへんネオリベラルなんですよ。福祉国家路線なら、まず許容できないやりかただと思う。ネオリベラルというのは、もともとはクリントンとかブレアのような路線を指す言葉なんだよ。左派が大きく中道にシフトした(格差を前提にした政策に転換した)という意味で。

でも、まあ、これまでほとんどなんにもしてなかったわけで、なにもしないままよりはいい。という判断はありじゃないか、と。個人的には民主党には社民的なことは期待してない。情報公開とか予算編成改革とか官僚政治の体質改善ができれば大成功だと思う。無理かな。。。


地方官僚の件は、市町村相手というよりは、県立大学教員相手の話ですよ。笑。いやー、一人前の人間扱いされていない。笑。ま、教員もぼんやりしすぎてるんだけど。

社民党は……完全に漂流しているね。残念だし恥ずかしい。まともな左派勢力(とエコロジー)が議会にいないというのは不幸なことだな、と。

投稿: ushiro | 2009年9月10日 (木) 23時30分

なるほど。勉強になりました。
確かに、民主党が明快な福祉国家路線或いはネオリベ路線を打ち出したりしたら大きく支持を失うだろうっていうのは、そのとおりのような気がします。
今回の選挙はさすがに世間の関心も高くて、職場の同僚や親戚のおっちゃんとかの政治意識を雑談の中で聞かされる機会が多かったんだけども、予想外に保守系の発言が多いんだよね(笑)。それも石原慎太郎的、小林よしのり的な。世間のおじさんは、どうもおれが思っている以上に憲法9条も改正した方がいいと思ってるし、核武装もすべきだと思ってる、と。まあ、そういう人ほど声が大きいっていうのもあるんだろうけど。それでいて日教組の組合員だったりもするんだけど(笑)。だからどこまで本気なのかもよくわからないんだけど(笑)。

だから、ushiro の言うように、「本質的に矛盾」があるけれども、まあ何もしないよりはいいか的に民主党を今の段階ではとらえておくのが正解なんでしょうな。て言うか、結局、そういうところが極めて日本的であって、イデオロギー的な明快さがなくて、なんとなく、ぎなぎなと(笑)、場当たり的な面もあり、劇的に変化することはかなわず、つまるところはあんまり自民党と変わりないな、と(笑)。そういうことになっていくのかなあ、やっぱり……。
何はともあれ、どの程度までやれるのか、これからしばらくは見ものですな。

投稿: riki | 2009年9月22日 (火) 00時50分

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