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2008年12月18日 (木)

県職員の喫煙

今日読んだネットのニュースによると、神奈川県の職員は、勤務中に2本しかタバコを吸ってはいけなくなったらしい。
午前中に1本、午後に1本だそうだ(笑)。

コーヒーは1日何杯まで飲んでいいんだろうか。
うんこは何回行けるんだろう。
おやつはいくら分まで持っていっていいんだろう。
バナナはおやつに含まれるのか。

大阪のあの知事も、庁内全面禁煙とか、勤務時間中は禁煙とか言ってるようだし、今ぱらぱらっと調べてみたら、長野県などは既に2年前から禁煙だったらしい(あの知事ですな)。

「県民の税金で働いているのに、喫煙者だけが勤務時間中に何度も休息するのはおかしい」
「非喫煙者はずっと座ってるのに不公平だ」
「頻繁な離席は県民の不信を招く」
「1日に何度もタバコで仕事を中断するのは非効率だ」……

なるほど。

でも、そういうこと言われると、今度は喫煙者側が、それこそ「コーヒーは何杯までいいんだ」とか、「ジュース買いに行くのはよくてタバコ吸いに行くのが何故悪いのか」とか、「じゃあ非喫煙者は勤務時間中ずっと脇目もふらず仕事してて、それ以外のことは一切していないんだな?」とか……

こういう人たちは、ほんとに真剣にこんなくだらないことを議論しようとしているのだろうか。
どう見てもこれは、「ガキのケンカ」だ。
大人ならこう言うだろう。
「くだらねえごとごちゃごちゃ言ってないで、もっと仕事のこと考えろ」
「どうでもいいだろ、そんなこと。タバコでもジュースでも、何でも好きにしとけ」

確かに役所というのは、けったいなところではある。
市役所に行くと、窓口の人なんかは目が回るくらいバタバタ忙しそうにしてんのに、奥の方ではお茶飲みながらべちゃべちゃしゃべってるだけのおばちゃん職員がいたりして、他人事ながら「手伝ってあげりゃいいのに」などと思ってしまうことがよくある。
しかし、あれはあれで恐らく役所特有の論理があるのであって、あのような様子になっているのは、それなりの、妙ちくりんな、しかしなんとなく筋道は通った、そしてなかなか簡単には変えることの出来ない、システム上の理由があるのだと思う。

役所のめんどくさいところは、やはり公僕として、市民、県民への説明責任を第一に考慮しなければならないところだ。
だから、とにかくスジを通しておかなければならない。
どうなってるんだ、と問いただされれば、それはこれこれこのようなことでして……とすぐに返答できないといけない。
だから、しばしば、効率や実効性よりも、そのような筋道が優先される。

そういう体質の組織に、「喫煙問題」を放り込んでみると、それは結局ガキのケンカになってしまうんである。
勤務時間内に離席して休息してるじゃないか……なんちゅう話になるわけである。
すると今度は、タバコ吸って仕事のこと考えてるのはダメだけど自席に座って5分ぼーっとしてるのはいいの? なんちゅうことも言い出すわけである。
言ってる本人たちは、もはや自分の言ってることの馬鹿馬鹿しさが見えなくなっているのだろう。

タバコ、吸いたきゃ吸えばいいじゃないの。
周囲に迷惑だったら、迷惑にならない場所で吸わせればいいじゃないの。
タバコばっかり吸って全然仕事しない奴は、叱ってやればいいじゃないの。
タバコ吸ってても人よりずっとよく働く人には、どんどん吸わせてあげればいいじゃないの。
それだけのことに、いちいち大仰なルール決めなきゃ対応できなくなっているんだとしたら、そっちの方こそ余程問題の根が深いと思う。

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