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2007年6月11日 (月)

井上雄彦『バガボンド』を読む

5年くらい前に10巻まで読んで止まってて、もう完全に忘れてたので、また1から読み直して、20巻まで一気読み。
うーむ、感動した。

井上雄彦のマンガにはエンターテイメント以上のものを期待してなくて、そのつもりで読み始めた。
往年の『スラムダンク』も、当時、教え子に借りて全巻一気読みしたけど、単に面白いだけだと思った。
絵の上手さやキャラ設定の巧みさ等にはたいへん感心したけれども、やはり極上のエンターテイメントというだけであって、それ以上の深みは感じなかった。

実際、この『バガボンド』も、前に読んだ10巻くらいまでは、やはりただひたすら「よくできた娯楽作品」という印象に変わりはなかった。
絵がかなりとんでもないレベルにまで来てるなあ、とか、おつうのキャラがいいなあ、とか、思うところはいろいろあったけども、何年かすれば忘れてしまうような作品だろうと思った。

それが今回、10巻を過ぎた頃から、だんだん様子が変わってきた。
武蔵の剣が成熟し、人間的に深みを増していくに連れ、作品にもどんどん深みが出てくる。

そして……小次郎編に突入。

泣きました、私は。
小次郎編、最高。
鐘巻自斎と小次郎の関係が特に泣ける。
とにかく絵がいい。
小次郎の顔がいい。
武蔵編は忘れても、小次郎編は忘れられないと思う。

小次郎編、どうも20巻でいったんおしまいらしい。
だから読むのもいったんストップ。
今、何巻まで出てんの?
25くらい?

この先はもうしばらく楽しみにとっておきます。

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