吾妻ひでお「うつうつひでお日記」を読む
結局、火水木と休んで、今日は3日ぶりに出勤。
まだ完治ではなく、喉の腫れ・痛みは残っているけれども、もうだいたい何でも食べられるようになった。
主観的には8割方治った感じなのだけれども、水曜に病院に行ったら、「まだ全然ダメ」と言われ、抗生剤も5日分渡されて、「絶対に飲むように」と釘を刺される。
タバコも控えていますですよ、さすがに。
でも、いい休養にはなった。
これだけ休むと、仕事もやる気出ます。
3日間は、寝ては読書、寝ては読書の繰り返し。
カタい本は頭に入らないので、吾妻ひでおの「うつうつひでお日記」などを読んだ。
失踪して、アル中で入院して、家に戻された、それ以降で、「失踪日記」がバカ売れする以前。
その間の、心身共に調子悪く、仕事も少なくて貧乏している、ひたすらだらだらしていた時期の日記マンガだ。
ちょっと仕事したら嫌になって散歩して、図書館で本借りて読んだりテレビ観たりしては昼寝して、酒は飲めないから毎日アイス食って、調子悪くなると抗うつ剤飲んで、眠れないから睡眠薬飲んで寝る。全編ひたすらその繰り返し。
いっしょにしては悪いけれども、病気でただひたすらだらだらしている自分となんとなくシンクロするような気がして、こういうコンディションで読むには最高のチョイスであると思いました。
この本によると、吾妻ひでおって、膨大な量の読書をしているのに驚くのだけれども、その読書の趣味が自分とはことごとく合わない(笑)。
そもそも、吾妻ひでお的なロリコンマンガ(?)自体がぼくには皆目わからないのであって、本来かなり違う人種なのだろうと思う。
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