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2007年2月

2007年2月27日 (火)

未だ快癒せず

まだ伏せっております。
これまでの流れ。

21日(水)。深夜、悪寒。ノドにも少し違和感あり。暑寒い嫌な感じでよく眠れず。

22日(木)。朝起きると、38度の発熱。たまたま午前中は休みが取ってあったが、午後も仕事休む。

23日(金)。朝、37.5度。幸い今週中にどうしてもやらなければならない仕事はみな終えてあるので、もう1日休むことに。夕方には熱が下がり、体はずいぶん楽になった。咳、鼻水等はないが、ノドが少し腫れている感じ。

24日(土)。熱なく元気だが、ノドの痛みが強くなる。左側、上顎に近い入り口の辺り。その他の症状は何もなく、体もだるくない。午後は、仕事の動員で、とある集会に出席。座って講演を聴いているだけだが、会場が寒く、辛かった。ほとんど居眠りしてしまい、それもよくなかったかもしれない。

25日(日)。ノドの痛み、更に強くなる。食べ物どころか、水を飲むだけで痛い。が、体は元気なので、午後は半日、野外で日曜大工に励む。これがいけなかった。夕食時には、ノド痛が激化。
就寝前、気の迷いで、ビールをロング缶1本、喉の痛みに苦労しながら飲む。これがさらにいけなかった。ノドの痛みと違和感で、夜眠れず。

26日(月)。通常どおり出勤するも、ノドの痛みがえらいことになっている。もはや水を飲むこともかなわず、口を動かすだけで痛い。声帯は平気なのか、話すのは大丈夫だけれども、大きな口の動きは患部を刺激するのでぼそぼそしゃべるしかない。ツバも飲み込めない。
腹は減るので、昼食はざるそばに挑戦するが、ひと口ひと口を死ぬ思いで燕下せねばならない。
もはや何もしてなくても辛い状態になってきたので、どうしてもしなければならない仕事だけどうにか済ませ、1時間早く帰宅。病院へ。
病院で熱を測ると、また37.5度。医者がノドをのぞいた途端、「うわっ」と言って、おぞましいモノを見たような顔になる。「これはひどい」「扁桃腺がぐちゃぐちゃにただれてます」……やっぱりな。
すぐに点滴。パッチテストして抗生物質も注射。
生まれて初めてだ、点滴。
ウイルス感染であろうとのこと。薬が飲み込めない場合は、明日も点滴をしにくるように言われる。
帰宅後、泣きそうになりながらスープを数口すすり、死ぬ思いで処方された薬を飲み込む。
横になると、ただれた扁桃腺がどこかを塞ぐのか、呼吸がしづらくなって、うまく眠れない。

27日(火)。昨日から、もはや発話にも支障が出てきた。
もつれる舌に往生しながら、職場に電話して休み取る。
スープのみの朝食で薬を飲み、再び眠ると、昼にはノドの状態がいくぶん改善され、昼に薬を飲むと、夕方にはかなり改善された。
抗生物質が効いてきたらしい。
でもまだ何かを飲み込むときには顔が引きつります。
その抗生剤のせいなのか、いっしょに飲んでる鎮痛剤のせいなのか、服用後はやたらと眠くなり、今日は1日中寝て過ごした。

ちなみに、ぼくは別に普段から扁桃腺が弱いタイプではありませんし、扁桃腺の熱なぞ、子どもの頃以来だしたことはありません。
これは前厄の一端なのでしょうか。
厄払い、行ってきたんだけどな。

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2007年2月23日 (金)

ヤ○ダ電機

以前、「編集長」に聞いた話。
こっちへ帰省してきたとき、仕事の関係もあって、郊外にできているヤ○ダ電機に足を運び、とある家電の新製品について、店員に説明を求めた(「編集長」はデジタル家電等が商売のタネなのです)。
すると、考えられないようなド素人の対応しか得られず、開いた口がふさがらなかったとのこと。
曰く「東京のヤ○ダ電機では考えられない」、と。

確かに、東京の電気店は、客の突込みが鋭いからなのだろう、どこも店員がよく仕込まれていて、誰もがちゃんと商品についてきっちり説明できる。(もちろん、どこまでがセールストークで、どこまでが本音なのか、その辺を判別する嗅覚は客の側にも必要だけれども)
て言うか、それが当たり前だろう。仕事なんだから。

ところが、この辺のような地方都市だと、たとえ大手のヤ○ダ電機でも、電気製品について何の知識もない兄ちゃんが店員としてぼやーっと突っ立っていたりする。

少し前、うちのミノルタの小型デジカメが壊れた。
だんだんモニターの画像に横線が入ってシマシマになってきて、ついには縞模様しか映らなくなった。

それをヤ○ダ電機に持っていって、デジカメ売り場の兄ちゃんに見せたところ、「これはもうダメじゃないでしょうか」と言う。
おまけに、「コニカミノルタはソニーになっちゃってますから、修理も出せないんですよ」、と。
じゃあもう新しいの買っちゃったほうが早い?と訊くと、「そうですねえ」などと言っている。

言っているのだけれども、いかにも自信なさ気な言いっぷりだし、そもそも言ってることがおかしいんじゃねえかという気がしてならない。
「編集長」の言葉を思い出し、やっぱりモチはモチ屋ということで、今度は「カメラのキ○ムラ」へ持って行ってみる。
すると……

「ああ、CCDの故障ですね。典型的なパターンです。だいたいデジカメはここから悪くなるんですよ。CCDは通常無料で交換してもらえますよー」
「え? そうなの? ミノルタの修理ってまだ大丈夫なわけ?」
「ええ、もちろん。ソニーが引き継いでますから。たぶん無料でやってくるれと思うんですけど、もし有料だったらお電話します。」

いい加減にしろよ、ヤ○ダ電機ー。
CCDの故障という、(よくわからんが)「典型的な」故障が判別できない、というところまではまあ許す。
「ミノルタ製品の修理はもうできない」って、そこ、いい加減なこと言い過ぎだろっ!

ネットの発達と郊外型大規模店の進出で、都市部と地方における買い物の利便性の格差は急速に小さくなっているけれども、まだまだ地方では難儀なことも多いようです。

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発熱しました

一昨日夜に悪寒が始まって、昨日は1日中38度前後の熱。
たまたま午前中は休みが取ってあったのだけれども、午後も休むことに。
今日はかなり快方に向かっている感じだけれども、もう1日休みました。
咳や鼻水はないけど、ノドがひどく痛い。
うーむ、ここ数年、やたらとよく熱が出るな……。

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2007年2月20日 (火)

日の菜、自然薯

「これがあったらご飯3杯は軽くいける」、という食材を、日本人なら誰もが持っているはずだ。
ぼくもあります。
いろいろありますけども、あれこれ考えて、やっぱりこれしかないなと思うのは、日の菜の漬け物。

Photo_4 近畿~東海圏辺りにしかないというような話を聞いたことがあって、確かに東京では見たことがない気がするけども、どうなんでしょう。
今ネットでざっと見たところ、滋賀県の日野が発祥の地とのこと。
なるほど、日野菜、か。
うちのあたりではスーパーでも普通に売ってます。

日の菜は漬け物以外に使い途がないけれども、それだけに漬け物としては定番であって、子どもの頃からなじみが深い。
和える作法にも一家言あるつもりだ。

うちの親父は、昔から日の菜を和える際に醤油をかけすぎる。
それが始終いさかいの種になった。
おまけに味の素もどっさり入れる。
それも気に入らない。
だから、親父が味付けする前に自分の分をとりわけ、気に入ったように和えるようにしていた。

日の菜はまず細かく刻んで、スリゴマをこれでもかと言うくらいにかけます。
日の菜本体が見えなくなるくらい。
そして、唐辛子もどっさりいきます。
ぼくが好きな唐辛子は、善光寺の前で売ってる、信州土産によくあるあれ。
七味でも十分に辛いし、辛いだけでなくて風味もある。
あとは醤油をかけて混ぜるだけだけれども、醤油はほんの気持ち程度にするのが大事。
日の菜自体の漬かり具合にもよるだろうけど(スーパーで売ってるのはえてして漬かり過ぎが多い)、醤油は匂い付けくらいの気持ちでかける。

これを温かいご飯で食べます。
際限なく食べられます。
いつもこれで食べ過ぎます。

あとは、ご飯を無限に食わせるメニューと言えば、とろろ汁でしょうか。
もちろん、イモは自然薯でなければいけないので、これは滅多にお目にかかれない御馳走だ。

とろろ汁のレシピも、うちの田舎の流儀は少し変わっている。らしい。(名称についても、我が家では単に「いも汁」と呼ぶ)
普通はだし汁で溶くようだけれども、うちは味噌汁で溶きます。
もちろん具はなしで、「いも汁」用に特別に濃く作った味噌汁。
だしも濃ければ味噌も濃い。
これを、2人1組でとろろ汁にする。
1人は擂り鉢でひたすら自然薯を擂ります。
その擂り鉢に、もう1人が按配を加減しながら味噌汁を少しずつ注ぎ込む。
味噌汁は一度にたくさん入れてはうまくイモと混ざらないので、ちょろちょろ根気よく注ぐのが大事。
かようにして、うちのとろろ汁は、味噌汁で溶いてあるために、白ではなく味噌汁色で、非常に見栄えが悪いです。
はっきり言って汚らしい。
何でもかんでも味噌で味付けするのは名古屋の流儀なので、もしかすると名古屋から来た文化でしょうか。

さて、出来上がったとろろ汁。
本当の自然薯で上手に作ったとろろ汁は、粘りが強く、「汁」なんてものではなくて、スライム状になる。
おたまですくってご飯にかけるのだけれども、スライム状だから切れなくて、すくい取るのが難しい。
これを熱いご飯にかけて、いただきます。
薬味は好みがいろいろあるだろうけれども、ぼくはスリゴマと刻みネギ。
このどちらも欠かせません。
どちらもたっぷりかける。
刻み海苔を好む身内もいるけれども、解せません。

とろろ汁だと、3杯と言わず、5杯でも6杯でもいけるけれども、イモは消化酵素をたくさん含むので意外ともたれない。
でも、入手が難しいから、常食ではないな、これは。
反則技です。

みなさんのご飯の友は何でしょうか。

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2007年2月13日 (火)

南信州へ行ってきました

先週末の土、日は家族を連れて車で南信州へ。
よく考えたら平成18年度初の家族旅行であって、そのせいか、前日から子ども達が異様に興奮している。
「楽しみー!」とか言って寝ようとしない。
ごめんな、えらいこと久しぶりで。
ごめんな、沖縄とか北海道とかじゃなくて。
お前ら、どうせ何処へ連れてってもおんなじだし、な。

初日は木曽駒ヶ岳に登る。
ふもとの駐車場に車を駐めて、バスに乗り継ぎ、ロープウェイで千畳敷まで。
3連休の初日、天気もばっちりだったので、さぞかし混雑していることかと思いきや、駒ヶ岳はがらがら。
やはり千畳敷というところは、春とか夏とかに行くもんなんでしょうか。
しかも数少ない観光客は中高年ばかり。
子連れなんてほとんどいない。

いやいや、それでもお父さんはここ、大ヒットでした。
快晴で、濃い空の青と雪の白さのコントラストが実に美しい。
070210_0122

人が全然いないので、登山の人たちが歩いた跡がすーっと1本道になって伸びているだけ。
きれいな新雪の上を愚息が転げ回って荒らしまくる。
今年の冬はやたらと暖かくて、きりっとした寒さを味わっていなかったので、山頂の澄んだ空気も気持ちよかったです。

下山してすぐのところにある早太郎温泉に入浴。
いまいち。

夜は駒ヶ根インターからすぐのペンション泊。
広いロフトのついた部屋で、垂直に伸びるハシゴを上るようになっている。
愚息、興奮。
阿呆のようにハシゴを上り下りしている。
マンガもたくさんおいてあるし、子連れはホテルよりもこういうところに限る。
料理もまずまずでした。

翌朝、早起きして、園原にあるスキー場へ。
駒ヶ根にもスキー場はあるのだけれども、園原のスキー場の招待券を持っていたため。
ずいぶん時間に余裕を持って行ったつもりが、あり得ないほどの混雑。
駐車場付近からゴンドラに乗って雪のあるところまで登るのだけれども、受付と愚息のレンタルスキーを借りるのとで結局3時間近くかかり、まる1日スキーのはずが半日に。
もとより、自分はスキーなどやるつもりはなく、愚妻が息子にスキーを教えている間、4歳の娘と延々雪遊び。
しかし、完全にアイスバーンと化した雪では、雪だるますら作ることができず、結局娘は休憩所にあるUFOキャッチャーで獲ったキティちゃんにいちばん喜んだ。

帰りは昼神温泉に入浴。
ここはなかなかいいお湯でした。
ドライブインでジャンクフードの夕食をすませ、深夜帰宅。

さて、子ども向けドライブ用BGMの実験についてですが、報告に値するほどの結果は何も得られませんでした。
というのも、南信州、思ったより近く、うちから3時間もかからない。
あっと言う間に着いてしまった上に、車に乗っている時間の半分以上、子ども達は寝ているので、BGMもへったくれもない。
強いて言えば、やはりローザ・ルクセンブルグには反応していたようであります。
岡村靖幸には、息子がやや反応。
原田真二、小沢健二、パフィは無視。
RC、「なんだこれ」
そして息子は、今度、ピアノの発表会でぼくと共演することになった「カントリー・ロード」のジョン・デンバー、オリジナル・バージョンを、ひたすらリピートして聴いておりました。

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2007年2月 8日 (木)

子連れドライヴのBGM

今週末は、子連れで信州の方へ出かけることに。
長時間のドライヴになるのでBGMが大事だけれども、放っておくと、子どもが延々と KAT-TUN かアニメソング集(しかも古いやつ。仮面ライダーとかそう いうの。ぼくが与えてしまいました)を流し続けるので、今回は対策を考えることにした。

車で使うにはCDのオリジナルを持ち込むと損傷の恐れがあるので、CD-Rのコピーが最適だ。
それで以前はよくドライブ用に編集したCD-Rなども作っていたのだけれども、いかんせん作っても作っても、子どもがすぐに傷だらけにして再生不能にしてしまう。
運転中だと、子どもがCDをいぢくり始めても制止することができず、放っておくしかない。
しかし、さすがに愚息も小2になり、そろそろCDの扱いも心得てきたし、4歳の娘はもともと無茶をしない。
もはや車に乗る度にジャニーズばかり聴かされる苦痛に甘んじる必要はあるまい。

ちなみに、通常、うちの車は、エンジンをかけると自動的に「Best of KAT-TUN」がプレイされる状態になっていて、ひたすらそれをリピートして聴かされる。
あまりに何度も何度も聴いているので、うちの子ども達はこのアルバムのほとんど全てを記憶してしまった。
KAT-TUNって、ラッパーみたいなのが1人いるじゃないですか。
それでラップ風の曲もあるんだけども、その一言一句を、意味も分からないままに全部記憶していっしょに歌っているので、まあ笑えると言えば笑えます。

さて、そういうわけで、週末用のCD-R作成開始。
案を巡らし、今回は洋楽を避け、邦楽のみでいくことにした。
経験的に、洋楽だとうちの子どもは余程特徴のある曲にしか食いつかないが、歌が日本語ならそれなりに聴いてみようという気になるのではないかとの思惑だ。
長時間のドライヴは、自分が退屈しないことも重要だが、子どもをいかに退屈させないかということが更に深刻な課題だからだ。
少なくとも歌が日本語であれば、かわりばんこに好みのCDをかけるという交渉も成立するだろう。

早速作成開始。
自分が楽しめて、なおかつ子どもにも受けそうなネタを物色する。
が、そもそもうちは邦楽のCDが手薄な上、どんなものが子どもの琴線に触れるのか、さっぱり予想がつかない。
また、CD-Rの編集は、やり始めるとどうしても凝ったものにしようとしてしまっていけない。
今回はなるべく時間をかけず、いろいろ準備しておきたい。

現時点で作成したのは以下の3枚。

1.ローザ・ルクセンブルグの「Ⅱ」と「STAY BUT EAT」の2in1CD
2.岡村靖幸、私的ベスト
3.原田真二、ゴダイゴ、Char の「70年代歌謡ロック」編集盤。(ゴダイゴとCharは一部英語だけど)

引き続き、80年代ニューウェイヴのコンピレーションも検討中。

あ、ここまで書いて気付いたけど、今どきはみんな iPod とかをカーステにつないだりして、こんな作業はもっとずっと簡単に効率よくやれるんでしょうか。
うちにはデジタル・オーディオはひとつもありません。

さて、7歳児と4歳児が一体何に食いつくのか。
実験結果は後日報告します。

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アフィリエイト

字の大きさ、戻しました。
私信にて「小さすぎる」とのご意見もいただきましたし、また、自分ちのデスクトップPCで見ている分には小さい方がいいかなと思ってたんだけども、ラップトップで見たら豆粒のようだったので、これはあんまりだ、と。
その中間ぐらいに設定できるといいんだけど、融通が利かない。
ちなみに……

これが最大
これが大
これで普通で
これが小
で、これが最小

最小、あり得ないだろ。

それと、左欄の「CDのリスト」「本のリスト」ですが、数日前からアマゾンのアフィリエイトになってます。
これは、ココログでジャケ写や表紙のサムネイルを表示しようと思ったら、アマゾンのアフィリエイト・プログラムに加入しなければならないシステムになったからであって、別にこんなことで小銭を稼ごうなぞという狭い料簡ではありませんので、念のため。
はてなだったら簡単だったのにな、サムネイル表示。

ネット上には、何とかマイルとか何とかポイントとか、他にもいろんな小遣い稼ぎサイトがあるようで、DMに誘われるがまま加入してみたこともあるけれども、どれもこれもえらいことちまちましてますな、ああいうの。
なんか、一般消費者、なめられてんなあって感じが強力にします。
それと、関係ないけど、楽天で買い物するたびに異常な量でDMが増えていくの、あれ、何とかならんかね。

ところで、なんではてなからココログに引っ越したのかと言いますと、それはうちのプロバイダをニフティに変えたからです。
ココログはニフティのサービスで、ユーザーは、カウンター等、はてなだと有料のオプションが無料で使えるし、最初は機能的にもココログの方がよさげに見えたのよねえ。

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2007年2月 6日 (火)

『バカの壁』養老孟司 を読む

今頃読みました。

この本が出版される以前に養老孟司の著作は何冊か読んでいて、たいへん感銘を受けた。
ただ、いずれもそんなに気楽にすらすら読める文章ではなくて、ちょっと気合いを入れなければ読む気にならないようなタイプの本だ。
酔っぱらっていては読めない。
養老孟司は理系の人なのに文章もとても上手だけれども、本来、この人の書くものは、どちらかと言うと難解な部類に入ると思う。
とても売れるような本を書く人ではないと思っていた。

ところが、そういう人の本が、何百万部も売れているという。
それはまたどうしたことかと思ったら、どうもこの本は、書き下ろしならぬ語り下ろしであって、本人がしゃべった内容を編集者がまとめたものとのこと。
なるほど、それでちょっと読みやすくなっているのかもしれない。

しかし、それにしても、だ。
養老孟司という人は、そもそも、万人受けするようなキャラではない。
顔つきからして底意地が悪そうだけれども、以前、テレビでしゃべっているのをちらっと見かけたら、やっぱり曲者っちゅうか、あー言えばこー言うっちゅうか、一筋縄ではいかんっちゅうか、とにかく毒の強い人だと見受けられる。
話し方も、頑固そうでおっかなそうだ。
あんな人が親父だったら嫌だろうと思う。
歴史的ベストセラーというようなタイプにはとても思えない。

ベストセラーというのは、「売れている」という事実だけでさらに売れるものであって、いったん勢いがついたら、その勢いが相乗的に加速していく。らしい。
おそらくは、この『バカの壁』というタイトルがたいへんにキャッチーで、うまい具合に誤解・曲解され、「バカには何言っても無駄よ」的な、サラリーマンが喜ぶようなお安い人生訓か何かと勘違いされたんじゃないか。
まとめた編集者も、相当に中身を薄めたりとかして、本来の養老孟司の意図とは違うものになってるんじゃないか。

……とまあ、世間の様子を見ながら、おおよそ以上のように考えておったわけです。

で、読んでみたら、あらまあ、普通におもしろいではないですか。
確かに、本人自身が「書いた」文章に比べると格段に読みやすいけれども、かと言って品質が悪いとも思えない。
いいことばかり簡潔に書いてある。
て言うか、いいことしか書いてない。
手軽に読む新書として、良書だと思う。

こんな本が何百万部も売れたんだったら、世の中もっとよくなっててもよさそうなもんだと思うけれども、まるでそんな様子もないようだから、みんな買っただけで読んでないのかもしれない。

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2007年2月 4日 (日)

飲み会、デザインまた変更

●昨日は、出張でこっちに来ていた教祖と昼休みにばったり路上で出くわす。
「おおっ」「おおおっ」「行く?」「OK!」と、すれ違いざまの5秒で夜の飲み約束が成立。
定時に仕事を終えて、17時半に飲み始め、そのまま深夜過ぎるまで延々飲み続ける。

2人だけなので最初はまったりとスタートしたが、酒が入るにつれ、2軒目の焼酎バーでは、教祖特有の、周囲を巻き込む芸風が久しぶりに炸裂。
店長・店員や隣に居合わせた常連客2人組を次々と仲間に引き入れ、なおかつ意味不明のゲームでだまくらかしてそれぞれに1杯ずつおごらせ、24時閉店のはずの店で25時過ぎまで飲んだあと、最後はすっかり意気投合した常連客2人といっしょに駅まで歩いた。
あっという間にその場の主導権を握ってしまう話芸とカリスマはさすが教祖。
最終的には店全体を自分の場にしてしまう。
しらふに戻ってみると、いったい何をやっていたんだか全く意味がわからないけれども、いやあ、楽しかったです、教祖。
今度は「3」も入れてまた近々やりましょう。

●まだまったりしてる時間帯にブログの話になって、やっぱりこのココログのページはデザインがよくないのではないかとのご意見を、教祖にもいただく。
そういうわけで、また変えてみました。
でも、やっぱり納得いきません。
自分でゼロから作ることもできるんだけども、背景とか、選べる色が少なすぎて、全然ダメ。白以外は使えない。
かと言って出来合いのテンプレートもいいものがない。
はてなの方がずっといいのある。

取り敢えずですが、この「みづゑ」テンプレートにしてみました。
気に入ったのは、背景色と、余計な枠線とかがないところ。
「みづゑ」、美術部だった頃によく読んでたし。

字も小さくしてみたんですが、見づらいでしょうか。
ご意見あればお願いします。

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