2012年5月 8日 (火)

日本の黎明期テクノ5選

1980年、中1のときに死ぬほど聴いた日本の黎明期テクノの5枚。

ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー

Solid State Survivor / YMO
ま、これは万人が聴いたでしょうけども。
リリースは79年ですけども。

増殖

増殖 / YMO
ま、これも基本でしょうけれども。
アナログの当時は、10インチ33回転の変則サイズで、この周りの赤い部分は段ボールだったよな。
スネークマンショーも大好きでした。

ORIGATO PLASTIC

ORIGATO PLASTICO / PLASTICS
これ、ほんとよく聴いたなあ……。
その後、30年くらい聴いてないかもな……。
1st よりも断然こっちが好きでした。

Potpourri

ポプリ / P-MODEL
これは今ググってみたら、81年でした。
P-MODEL はこれしか知らないんだけども。

うたかたのオペラ(紙ジャケット仕様)

うたかたのオペラ / 加藤和彦
坂本龍一プロデュース。YMO と並行して聴きまくった超愛聴盤だったんだけれども、今出てるCDはリミックスされてて、あろうことか佐藤奈々子のコーラスが削除されたりしてしまっていて聴く気になれない。
もちろん当時のアナログ盤は実家に眠ってるんだけども、もはや我が家にはアナログの再生環境がない。
なんとかリミックス前のCDが手に入らないものかと何年も前から探しているのだけれども、あってもバカ高くて手が出ない。
アナログ盤には、「アラウンド・ザ・ワールド」ダブ・バージョンのシングルが付いてました。
うーん、もう1回聴きたいなあ。

B-2 Unit

B-2 Unit / 坂本龍一
あ、6枚になってしまった。
これは友達に借りてカセットにダビングしたのを死ぬほど聴きました。
「WAR HEAD」っていうシングルも借りたなあ……。

うーむ、懐かしテクノのマイブームがとまらない。

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2012年5月 1日 (火)

Tangerine Dream 『Stratosfear』も聴く

前回の続きで、タンジェリン・ドリームをもう1枚聴いてみた。

Stratosfear

76年作。『Stratosfear』。

おお、この2曲目の「The Big Sleep In Search Of Hades」という曲をぼくは確かに知っている。
聴いたことがある。
しかし、探している曲ではない。

たぶん、これもエアチェックした他のカセットテープに入っていたか何かだと思う。
正直、今聴くにはちょっと辛い曲だ。

アルバム全体としても、これはちょっと古くなってしまっている。
前回の『Rubycon』の方がいい。

うーむ。

タンジェリン・ドリームのアルバムって50枚以上あるらしいから、もうこれ以上の捜索は困難かもしれません。

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2012年4月24日 (火)

Tangerine Dream『Rubycon』を聴く

タンジェリン・ドリームは、洋楽を聴き始めた中1の頃に、テクノの一種と誤って(?)認識していて、その当時にエアチェックしたカセットテープをよく聴いていたのだけれども、それがどのアルバムのなんていう曲だったのかが今となってはわからない。
なんとなくなんだけども、たぶんジェットストリームでエアチェックしたような気がする。
いかにもあの番組でよくかかりそうだし。タンジェリン・ドリーム。

確か、46分テープか60分テープの片面がまるまるタンジェリン・ドリームで、まるまるなんだけど2曲か3曲しか入ってなかったから、そういう長さの曲だったと思う。

それを、どうしてもまた聴いてみたい気がするんだけども、タンジェリン・ドリームはアルバムが多すぎてどれだかさっぱりわからない。
まるで手がかりがない。
その頃以来、タンジェリン・ドリームはまともに聴いたことがなくて、何も知らない。

そこで、適当に代表作らしきものを買ってみた。

Rubycon

75年作。『Rubycon』

うーん、これじゃないことは確か。
これよりはもっとずっとポップだった。

でも、これはこれでとてもよい。

クラフトワークといい、この頃のドイツはいったいどうなってたんだろうか。

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2012年4月14日 (土)

九州に行って来ました(3)

3日目。

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柳川水郷めぐり。
平日なので人も少なく、ポカポカ陽気の絶好の水郷めぐり日和。
若い船頭さんのトークもプロフェッショナル。
九州はバスガイドなんかも職業人としてのレベルがやたらと高く、そういう部分、昭和のいいところがまだ残ってる気がする。

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熊本城。
初めて行った。
なるほど、素晴らしい城でした。
松本城がすげえ好きなんだけども、ここも同じくらい気に入った。

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天守閣より。

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続いて阿蘇のミルク牧場。
アイスクリーム作って来ました(笑)。

復路は熊本空港からセントレアへ。
セントレアでラーメン食って締め。

お疲れさまでしたー。

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2012年4月10日 (火)

九州に行って来ました(2)

2日目。
稲佐山のホテルを出て、軍艦島上陸ツアーへ。

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3年前に来たときはまだ上陸はできなくて、接近して舟から見るだけのツアーしかなかったんだけれども、その後上陸できるようになった。

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でも、まだ小さい舟が多くて、しかも海が荒れてて、着く頃にはすっかり船酔い。
ゲロ寸前って感じ。
前日までは波が高すぎて欠航だったとのこと。
上陸ツアーが接岸できるのは年間100日くらいって言ってた。

舟が小さかったこともあるけど、島まで50分くらいかかる。
もっとすぐ近くにあるんだと思ってた。
実際に行ってみて改めて、よくもまあこんなところにギューギュー詰めで5000人も住んでたな、と。

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上陸。
ただし、島の大半は立入禁止。
居住区近辺は全部だめ。
これは採掘場。

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高層アパートはこれくらいの距離で限界。
船酔してなかったらもっと楽しかったんだけど。

復路は外で風に当たりながら過ごしたのでやや回復。

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長崎市内に戻ってめがね橋。
好天。

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まだまだ気持ち悪かったけど、負けずに昼食。
しかもトルコライス@きっちんせいじ。
完食。
食ったら食える。

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次は牧島へ。

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訪問先のおっちゃんが出してくれた捕れたてのアジの刺身と、地元の店のちくわ。
どちらもめちゃ美味。
ビールまで勧められたが、勤務中につき泣く泣く固辞。

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諫早干拓道路。
長良川の河口堰も近くを通る度に虫酸が走るが、ここはさらに規模がすごいな……。

その後フェリーで熊本へ。
南関のリゾートホテル泊。
近辺には何も無いのでホテルで夕食。
2日目終了。

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2012年4月 7日 (土)

九州に行って来ました。

しまった。ブログのことすっかり忘れてた。
今年はこまめに更新するつもりだったのに。

先月末、2泊3日で長崎~熊本に行って来ました。
一応、仕事。

1日目は京都から新幹線で博多まで、そこからさらに特急かもめで長崎へ。
電車にはまるで関心がないんだけれども、かもめの中でも今回乗った「白かもめ」は、同行した旅行会社の話によると鉄ちゃん垂涎の車両とのこと。
確かに革張りのシートは実に快適。
ちなみに、旅行会社の社員は、その過半が鉄ちゃんであるとのこと。
さもありなん。

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長崎着。

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路面電車にも乗りました。

稲佐山にあるホテルにチェックイン後、夕食のため思案橋横丁へ繰り出す。

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なんかいい感じ。

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一口餃子の名店「雲龍亭」へ。
満席で15分ほど待って、2階席へ通される。

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一口餃子。
1人前は10個。これは3人前。
美味い。

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メニューはこれだけ。
キモテキ、ブタニラもいきました。

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2軒目、近くの店でちゃんぽん。
これは失敗。
どうってことなし。

1日目終了。

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2012年3月21日 (水)

Keith Sweat『Keith Sweat』を聴く

60年代や70年代のスウィートソウルは好きだけど80年代以降のブラコンはどうも……というタイプのリスナーが日本人や白人には多いように思うのだけれども、どうか。

自分もこれまでずっとそんな感じで、70年代の黒人音楽だったらほとんど何でも好きな気がするけど、80年代中盤以降となると、関心をもつのはファンキーな要素を持つ音楽ばかりであって、メロウ系はそれ以前の古いものしかほとんど聴いてこなかったように思う。

なので、なんとなくの気まぐれで買ってみた Keith Sweat の『Keith Sweat』。
買ってみたっつっても、ジャンクコーナーで掘り出した105円の中古盤だけど。

Keith Sweat

これが実によくて、ここしばらくのヘビーローテーション入り。
なんだ、普通に気持ちいいではないか。

このジャンルは未開拓なので、また冒険の楽しみが増えました。

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2012年3月18日 (日)

cowon J3 を使う …… 音質チェック編(3)

前回までの確認事項としては、

・Perfumeで比べる限り、iPod との音質の違いは全くわからない。
・wav でも mp3 でも、ほぼ違いはわからない。

ということだった。

ただし、ここまでは、cowon ユーザー自慢のイコライザ機能 JetEffect を使用しない状態での話。
今回は、その JetEffect をいぢってみます。

JetEffect というのは、cowon の音楽プレーヤー最大の売りであるイコライザ機能で、その詳しい内容は以下、マニュアルの(あまりに簡単な)解説より引用してみましょう。

EQ Filter : 各バンドの周波数や幅を多様にコントロールできる高級設定機能
(要するに5バンドのイコライザ。いぢくりたい周波数帯域は自由に割り当てられるので、確かに「多様」だけれども、実際には正直使いづらい)

BBE : サウンドをより鮮明に表現する高音質音場効果
(要するにデータの圧縮によって減衰する高域をブーストしたり、デコードの際に生じる音域ごとの時間差を修正したりする技術らしい。http://buffalo-kokuyo.jp/special/bbe/ )

Mach3Bass : 超低域を強調するブースター
(そのまんまです)

3D Surround : 空間感を生かす立体音響
(正体不明だが効果大。詳しくは後述)

MP Enhance : 損失した音の部分を補う機能
(もちろん「圧縮により」損失した……の意味だろう。この全くやる気のないマニュアルには苦笑するしかない。BBEとの違いはよくわかりません)

Stereo Enhance : ステレオサウンドをより豊かにする音場効果を実現
(要するに、いわゆるステレオ・エンハンサーでしょう)

Reverb : 臨場感をプラスする残響効果
(リバーブです。使うわけなし)

以上、これらの組み合わせで39のプリセットがデフォルトで設定されていて、うち4つは自分でそれぞれをいぢくって作るユーザープリセット。

前にも書いたとおり、イコライジングというのは所詮イコライジングであって、音質そのものが変わるわけではない。
気休めに過ぎないだろう。
と考えていた。
いぢくってみるまでは。

ところが、実際にいぢってみると……

おおお、これは楽しいかも!

ってなってしまった。

なるほど、cowon ユーザーが JetEffect にハマるのもわかる気がする。
ネット上には、ユーザーが考えた JetEffect の設定例がたくさん公開されている。

確かに、ピュアオーディオの世界でこういうことすんのは邪道に違いない。
しかし、DAP なら、これは大いにアリなのだということがよくわかった。
それは、高級フレンチとファストフードでは食い方が違うのと同じだ。
マヨネーズでも塩コショウでも何でも好きにぶっかければいいんである。
そして、高級フレンチを頻繁に食ってる人だって、ファストフードはファストフードでやっぱり好きだったりもするのだ。

BBE と MP Enhance は、どういう仕組みかはわからんが、とにかくマヨネーズと同じ。かけたもん勝ち。
お手軽すぎて気持ち悪いが、分離がよくなり、音像の輪郭がくっきりする。

EQ Filter は上述のとおり使いづらいし、アルバムごと、下手すりゃ曲ごとにいぢくりたいポイントは変わるわけで、実際問題使いようがない。

超低域ブースターである Mach3Bass も、個人的には用なし。クラブ気分に浸りたい、とか、そういう特殊な用途にしか必要ないと思われる。

Reverb は言わずもがな。こんなもん使ってどうする。

さて、問題は、Stereo Enhance と 3D Surround。
この2つがとにかく面白い。

Stereo Enhance はいわゆるステレオ・エンハンサーであると思われ、ステレオ信号をLとRではなく、M(Mid = L+R)と S(Side = L, R)の2つの信号で扱い、そのS成分をコントロールすることで左右の広がりを制御し、音像を最配置する。……とにわかに勉強した。なるほど。
3D Surround は正体不明なんだけれども、聴いた感じ、この Stereo Enhance をさらに下品にした感じで、えげつないほど音像が変わる。
こっちがあれば、Stereo Enhance は必要ないかも。

わかりやすく言うと、音場が左右真横方向にぎゅいーんと引っ張られたように広がる。
ノーマルでは両こめかみの間くらいに広がっていたステレオ感が、完全に両耳の真横あたりまで、扇子をめいっぱい広げたように広がる。

結果どうなるかというと、例えば Perfume の3人で言うなら、脳天のてっぺんにかしゆか、そのちょっと右、脳天とこめかみの間くらいにあーちゃんのコーラス、逆サイ対称の位置にのっち(っちゅうか、Perfume って全部かしゆかに聴こえることが多い気がするけど……)、っていう感じの配置だったのが、完全にセンターかしゆか、ライトあーちゃん、レフトのっち、と3人の間がくっきり空いてしまったりするんである。
ハモリはハモリらしく響かせるために、ある程度配置を重ねてパンニングしてるはずなんだけれども、それを、3人バラバラに引き離してしまうのだ。

これはイコライジングと言うより、ほとんどリミックスに近い。
邪道だ。
あまりに邪道だ。
しかし、結果、楽しい。

ソースを選ぶのではないか、Perfume だから面白いだけじゃないか、とも思ったんだけれども、意外とそうでもない。
憂歌団でも楽しい。
センターのボーカルがちょっと引っ込んだ感じにはなるけれども、勘太郎のギターと木村のギターが左右に引っ張られて浮き出る形になり、結果的に音場の立体感が大幅にアップしたような錯覚にとらわれる。
3D Surround と謳う所以であろう。

もちろん、ダメになってしまうソースもある。
だから、常時同じセッティングでよいわけではない。

まだそれほどいぢってないのだけれども、とりあえずユーザープリセットでは1つだけ、この3D Surround を思いっ切りぶっかけたセッティングを作った。

正直、あとはプリセットを適当に選ぶだけで十分であるように思われる。
そして、それだけでも、iPod や walkman ではなく、この cowon を選ぶ理由には十分なり得るという気がする。
JetEffect は、邪道で下品だが、確かに魅力的な機能だ。
その後、いろいろネットでの評判をチェックしてたら、「素の音なら walkman」という意見がわりと多い様子。

しかし、前にも書いたように、この価格帯のデジタル・オーディオで、素の音の違いなど、ほとんど無視出来る程度でしかないのではないかと想像される。
もちろん、近頃はピュアオーディオの世界でも、iPod や walkman をソースにして何十万クラスのスピーカーを鳴らすというのもあるみたいだから、そういうレベルで扱うのであれば話は別だけれども、大半のユーザーにとって DAP はファストフード、B級グルメでよいはず。
それならば、よく効く調味料が揃っている方が有利だ。

結論。
JetEffect はとても楽しい。

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2012年3月16日 (金)

吉本隆明死す

最近めっきりメディアへの露出も減っているようだったので、調子悪いんだろうなあとは思っていたし、歳が歳なんだから仕方ないっちゃあ仕方ない。

個人的には、躊躇なく、全面的に信頼できる、ほとんど唯一の知識人だった。
自分が迷った時には必ず参照し、指針としてきた。
決して尊大になるまいと自戒し、その長年の自戒が身体化している、そういう人柄やたたずまい自体を、生き方のお手本のように思ってきた。

吉本隆明は、まだまだしっかりと読まれていないと思う。
在野の人だし、吉本自身がアカデミズムの人々には敵対的であることが多かったから、学者もあんまりちゃんと研究してくれないのかもしれない。

これを機に、著作がきちんと読み直されるようになればいいと思う。
今日は本ブログにやたらとアクセスが多いと思ったら、過去に書いた吉本ネタにたくさん人が来ているようだ。
こんな場末のブログがググって上位にヒットしてくるようでは悲しい。

橋爪大三郎のような、アカデミズムの中の優秀な信奉者がもっといろいろ言ったり書いたりしてくれるといいのに、といつも思う。

吉本の死を「戦後の終わり」と表現した報道も見かけたし、内田樹も「戦中派の時代は完膚なきまでに終わった。時代は軽くなっていく」というコメントを出している。
「とってもためになるおじいちゃんの話」を出来る人が、これでもう完全にいなくなったということだ。
そこには、決して忘れるべきでない大事な中身が詰まっていると思うのだけれども。

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2012年3月 9日 (金)

cowon J3 を使う …… 音質チェック編(2)

昨日の続き。

wav じゃなくて flac ならば、多少はファイルが小さくなる。
と言ってもやっぱりアルバム1枚400MB位にはなってしまう。
16GBのmicroSDHC には40枚くらいしか収まらない。

やはり、たくさん放り込もうと思ったら、mp3 とかに圧縮するしかないのかもしれん。
しかし、PCオーディオ用のファイルをそのままほいほいとコピーして使えるのが便利!って思って cowon にしたのに、いちいち mp3 に変換しなきゃならないのは、本来の目的を完全に見失ってしまっている。

うーむ……。

そこで、とりあえず、wav と mp3 でどれくらい音が違うものなのか、まずは聴き比べてみることにした。

リファレンス・ソースには、Perfume の『GAME』 を選択。
これはオーディオのリファレンス・ソースとしてはかなり不適切なチョイスだとは思うけれども、ついでに息子の iPod touch とも音質比べをしようと思ったので、そっちにも既に入っているソースということで選んだ。

まずは J3 に『GAME』を wav と mp3 の両方でぶち込み聴き比べ。

Sn3t0143


…………。

うーん、ほとんど、っちゅうか、全然違いがわからん(笑)。
やっぱり Perfume みたいなのは、何で聴いてもおんなじか。

続いて息子の iPod で聴く。

…………。

やっぱり同じ(笑)。

ちなみに、公平を期すために、もちろんイヤホンは同じもので比べている。
SONY の MDR-EX500SL をもともと持っていたので、cowon の付属イヤホンは開封もしていない。

やはり Perfume で聞き比べるのは不適切であったに違いない。
次はジャンルを変えて、上原ひろみ『Beyond Standard』で wav と mp3 を比べることに。

Sn3t0144


…………。

これは多少違いがわかる。
神経を集中してじっくり聴いていると、やはり wav の方が太く柔らかい印象。
ベースの太さなどに違いが出る。
が、これも、よほど静かな環境で集中して聴かないと判別できない程度の違いでしかない。
出先で、とか、歩きながら、とか、電車の中で、とか、J3 を使う環境を考慮すれば、無視していい。

もっとアコースティックなサウンドとかでも比べるべきだったかもしれないけれども、もうこの時点で、結論が出た。

結局、DAPにハイファイは求めていないのだ。
いい音で聴きたかったら、部屋で、HD650 やスタックスで聴くんである。
cowon は mp3 で十分だ。
確かにいちいち変換するのは面倒だけど、wav でアルバムごとぽんぽん放り込むのはどう考えても容量的に無理がある。
かと言って曲単位で選んで入れるのももっと面倒くさい。

ならば、もういっそ暇に任せて少しずつお気に入りのアルバムを mp3 に変換し、16GB分のフェイバリット集を作っていけばいいじゃないか。
それもまた楽しい作業じゃないか。

最終的な構想としては、PCのハードディスク内に、16GBまたは32GB分の音源集を2~3個、テーマ別に作り、それをそっくりそのまま microSDHC にコピーする。
そうすれば、いずれかがいずれかのバックアップにもなる。
飽きてきたり、新しいものと入れ替えたりしたくなったら、PCの方で作り替えていって、microSD にコピーしなおせばいい。
一時的に持ち歩きたい音源は、J3 の内蔵メモリにいったん入れてもいいだろう。

よし。
これでいく。

そう決めたら、音源集作りが楽しく思えてきた。

ちなみに、ここまでの音質チェックは、cowon ユーザー自慢のイコライザ機能、JetEffect 未使用の状態で行なっている。
ちらっと覗いてみたところ、あまりに複雑そうなので、後回しにした。

次はこの JetEffect をいぢってみます。

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